小腸を強くすれば病気にならない

腸内環境

『小腸を強くすれば病気にならない』でSIBO対策。

小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!

今回は『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!』(江田証 著 インプレス)という本をご紹介しつつ、主に食事によるSIBO対策について述べていきたいと思います。

 

前回の記事では「SIBO」(小腸内細菌増殖症)とは何か、ということについて述べましたが、SIBO(小腸内細菌増殖症)と呼ばれる小腸の病気においては、1万個程度生息している小腸の腸内細菌が、およそ10倍も増えてしまうというのです。

そして、小腸内で炎症やガスが生じ、食べ物の栄養素がきちんと吸収されなかったり、ミトコンドリアの働きや免疫力の低下、うつ、肥満、肌荒れ、過敏性腸症候群などの深刻な問題も起きてきてしまうのです。

このSIBO(小腸内細菌増殖症)の問題について詳しいのは、『パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません ―世界が認めたおなかの弱い人の食べ方・治し方』などの著作もある医学博士の江田証氏です。

 

江田証氏は、『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!』(インプレス)のなかで、

 

 SIBOは、大腸にあるべきバクテリアが小腸の中に入りこみ、小腸に停滞してしまい、本来の居場所である大腸に移動しないときに起こります。

この場合、バクテリアは、必ずしもすべて「悪玉」の腸内細菌というわけではありません。「悪玉」とされるバクテリアであっても、過剰になったり、不適切な場所で増えれば、非常に好ましくない状態になるのです。

あまりにも多くのバクテリアが繁殖する場合、不適切な種類のバクテリアが不適切な場所に繁殖する場合、あるいはその両方の場合をSIBOと呼びます。

現代人には、このSIBOにひそかにかかっている人が増えているのです。

(江田証『小腸を強くすれば病気にならない』p15~16)

 

と述べています。

また江田氏は、「SIBOにかかると、頑固な下痢や便秘、腹痛、おなら、お腹のゴロゴロした違和感などに悩まされることになります」とも述べています。

 

『小腸を強くすれば病気にならない』はSIBOについて知るために最適。

小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!

江田証氏の新著『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!』は、まだまだ日本では知られていないSIBO(小腸内細菌増殖症)について詳しく知るために最適な一冊なのですが、本書においては、このSIBOを改善するために大切なこととして、以下が挙げられています。

 

①適度な胃酸を保つ

②胆汁の分泌を良くする(座りっぱなしをやめる。立ち食いをする。座ってばかりいると胆汁の流れが悪くなる)

③小腸の消化運動を(MMC)を良好に保つ

④大腸から小腸への逆流を防ぐ

⑤小腸内のバクテリアを飢えさせる

⑥抗生物質を使う(天然のサプリメントを使う)

⑦小腸のバクテリアにエサを与えない食事をとる(成分栄養)

⑧免疫力を高めるサポートをする

⑨SIBOマッサージ

(江田証『小腸を強くすれば病気にならない』p126~127)

 

さらに、日頃の食事に関しては、小腸の腸内細菌・バクテリアを過剰に増やさないように、炭水化物の摂取に気をつけることが必要になってきます。

特に「高FOODMAP」と呼ばれる食事・食品は避け、なるべく「低FOODMAP」と呼ばれる食事・食品を摂るようにすることが重要だといいます。

 

ちなみに「FOODMAP」とは、

  • ガラクトオリゴ糖・フルクタン
  • 乳糖
  • フルクトース
  • ポリオール(ソルビトール・キシリトール)

といった吸収が悪い発酵性の糖質を指します。

 

この「FOOFMAP」の考え方によれば、たとえば、穀物に関しては、白米や玄米、そばなどはOKですが、小麦や大麦、パン、パスタやうどんなどは避けた方が良い食べ物になります。

また、野菜に関しては、なすや大根、にんじんやブロッコリー、キャベツなどは大丈夫ですが、さつまいもや玉ねぎ、ニンニクやアスパラガス、ごぼうなどは避けた方が良い、とされています。

 

さらに果物に関しては、バナナ、イチゴ、ブドウ、みかんなどは摂っても良いけれど、リンゴ、スイカ、もも、マンゴーなどは摂らない方が良いとされています。

本書『小腸を強くすれば病気にならない』には、様々な食品の「FOODMAP」の分類が細かく掲載されていますので、毎日の食事のことに関心がある方は、実際に本書を手に取ってみていただきたいと思います。

 

これからは大腸だけではなく小腸の健康にも目を向けることが大切。

小腸を強くすれば病気にならない

そのほか、江田証氏は、『小腸を強くすれば病気にならない』のなかで、SIBOの治療に必要なこととして、4つのRを挙げています。

 

①Remove(除去)→過剰に増えすぎた細菌を減らす
②Restore(復元) →低下してしまった小腸機能を回復する
③Replenish(補充) →小腸の細菌数を減らし悪玉菌を減らしたあとに、プロバイオティクス(善玉菌)をとる
④Recurrence prevention(再発予防) →良い腸の状態を維持し、再発を予防する

(江田証『小腸を強くすれば病気にならない』p220~221)

 

先ほども述べましたが、SIBO(小腸内細菌増殖症)はまだまだ日本では知られていないように思います。しかし大腸の健康に良いといわれている食品をいくら摂っても、お腹の調子は改善されず、むしろ悪化してしまうという方は、小腸の健康に目を向けてみることは大切であるように思います。

小腸の健康に目を向けてみることは大切

そして、江田証氏の『小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」から身を守れ!』には、小腸のことや、SIBOの原因・治療のこと、過敏性腸症候群との関係性などについて詳しく書かれていますので、お腹のゴロゴロや不快感に悩まされ、腸内細菌を整えるための一般的な腸の健康法を実践してもあまり効果が感じられないという方は、試しに本書を一読してみていただきたいと思います。

 

 

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(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

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