はちみつがこれからの糖質制限にオススメ

ハチミツ

生はちみつがこれからの糖質制限にオススメなわけ。

はちみつがこれからの糖質制限にオススメなわけ

当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回は、生はちみつがこれからの糖質制限にオススメなわけについてです。

前回の記事では、これからの糖質制限は炭水化物を減らすではなく「選ぶ」が大切である、ということについて述べましたが、天然・非加熱の生はちみつをうまく利用することは、ゆるやかな糖質制限の実践に非常にオススメです。

 

ちなみに、前回の記事のポイントは、以下の通りです。

  • これからの糖質制限はただ「減らす」ではなく、どのような食材から糖質・炭水化物を摂るかが大切。
  • ハチミツ・フルーツ・砂糖は、エネルギー代謝に必要不可欠なブドウ糖と果糖の摂取に最適。
  • カップ麺などの加工食品から糖質(デンプン質)や異性化糖を摂ることは、なるべく避けたほうが良い。

 

からだの健康のためには、糖質は極端に制限しない方が良い理由。

はちみつはブドウ糖と果糖が両方含まれている食品・食材

前回の記事でも述べましたが、からだの健康のためには、糖質は極端に制限しない方が良いといえます。

なぜなら、糖類のうちのブドウ糖はエネルギー代謝のために必要不可欠ですので、炭水化物を減らすことでブドウ糖まで摂らなくなってしまえば、ミトコンドリアによってATPというエネルギー通貨が大量に作られなくなってしまうからです。

つまり、ミトコンドリアによるエネルギー代謝という観点からすれば、ブドウ糖や果糖といった糖類は、からだのために最初に必要になる栄養素なのです。

 

ブドウ糖や果糖といった糖類は、からだのために最初に必要になる栄養素

 

そこで、まず、積極的に摂っていきたい糖質は、何といっても、単糖類であるブドウ糖と果糖です。そして、はちみつは、このブドウ糖と果糖が両方含まれている食品・食材なのです。

しかもハチミツの糖質は、砂糖と違って、(全てではありませんが)みつばちの酵素によって最初からブドウ糖と果糖に分離しているというメリットもあります(エネルギーになりやすく、しかも消化に負担をかけない)。

 

糖類(ブドウ糖と果糖)はハチミツ、フルーツ、黒砂糖などから摂るようにする。

はちみつで糖質制限

もちろん、この記事では、1日に摂るべき糖類を全部、蜂蜜から摂取することをオススメしたいわけではありません。そこで、ハチミツ以外にも、フルーツや砂糖(特に黒砂糖)なども、糖類の摂取源として大切になってきます。

ですが、やはり多くの方にとって、ハチミツや、果物、砂糖ばかりからブドウ糖と果糖を摂るようにするのは、実践が難しくあまり現実的ではないように思います。

 

そこで、(お米や小麦のデンプン質は、インシュリンを大量に分泌させる原因などにもなり、糖質の摂取源としては理想的ではないのかもしれませんが)、これら以外の炭水化物の摂取源として、ごはんやパン、麺類などが挙げられます。

 

はちみつがこれからの糖質制限にオススメなわけ

しかし、パンやパスタの原料になる小麦には、アレルギーのリスクがあるグルテンが含まれているという問題がありますし、さらに、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで販売されている惣菜パンや菓子パンには、植物油脂やトランス脂肪酸、食品添加物なども含まれていますので、普段からパンやパスタばかりを食べるよりは、日本人の体質に合ったご飯(白米)やお蕎麦のほうがオススメです。

 

ですが、だからといって、パンやパスタを絶対に食べてはいけない、というわけではありません。

時々、美味しいパンやパスタを食事のなかで楽しむことは人生において必要なことだと個人的に思いますし、パンやパスタを選ぶ際、もし健康志向が強いのであれば、グルテンフリーのものを選択すると良いと思います。

 

糖質制限のためにオススメなのはGI値が低い「アカシアはちみつ」。

糖質制限のためにオススメなのはGI値が低い「アカシアはちみつ」。

以上ここまで、生はちみつがこれからの糖質制限にオススメなわけについて述べてきました。ぜひ蜂蜜を、ごはんやパン、麺類などの炭水化物を減らす代わりの糖類(ブドウ糖と果糖)の摂取源として、うまく利用してみてください。

特にはちみつのなかでも、糖質制限のためにオススメなのは、GI値が低い「アカシアはちみつ」や「ジャラハニー」などです。

 

なお、ハチミツが糖質制限にオススメとはいっても、ご自身の健康のためにどのような食材を選択するかは、それぞれの自由でもありますので、この記事の内容は特定の食事法や食材を読者の方に強制するものでは全くなく、参考程度に止めておいていただければ幸いです。

 

また、スーパーやコンビニエンスストアで低価格で販売されているハチミツは「純粋」と表記されていても、水あめなどが加えられている可能性がありますので、はちみつを糖質制限に利用する際は、天然・非加熱のものを選ぶことが大切です。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪

 

 

参考文献

夏井睦『炭水化物が人類を滅ぼす』 光文社

山田悟『糖質制限の真実』 幻冬舎

江部康二『人類最強の「糖質制限」論』 SBクリエイティブ

大柳珠美『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』 青春出版社

﨑谷博征『糖尿病は〝砂糖〟で治す! 甘いものに目がないのは正しかった』 鉱脈社

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

関連記事

  1. アカシアはちみつの効果・効能

    ハチミツ

    知っておきたいアカシアはちみつの効果・効能とは?

    当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法に…

  2. キルギスの白いはちみつを舐めた感想(成城石井で買える)

    ハチミツ

    気になったキルギスの白いはちみつを舐めてみた感想。

    当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法に…

  3. ☆食事☆

    うつ

    「うつ」な気分をやわらげていくための食事の3つのポイントとは?

    近頃なんだかやる気が出ない、落ち込むことが多い、ということはあ…

  4. ハチミツ

    低GIのジャラハニーはゆる糖質制限にオススメ。

    当ブログでは主に、ハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する…

  5. 天然ハチミツジャングルハニー

    ハチミツ

    天然ハチミツジャングルハニーはグルコン酸が4.7倍!

    当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法に…

  6. 、ひとさじのハチミツを舐めるベストタイミング

    ハチミツ

    ひとさじのハチミツを舐めるベストタイミングとは?

    ひとさじの天然・生ハチミツはどのようなタイミングで舐めるのがベ…

特集記事

  1. 知腸内環境の改善が免疫力を高める
  2. 【ジャラハニーの効果・効能】ハチミツ生活のために知っておきたい。
  3. 私たちと共生している腸内細菌の役割とは?
  4. 自分自身を思いやるセルフ・コンパッションがいつもの「脳」を変える。
  5. 【マインドフルネス瞑想】始めるためのやり方・方法・注意点とは?

オススメ記事

  1. 『糖尿病は〝砂糖〟で治す!』から考える糖の重要性。
  2. 毎年つら~い花粉症の症状と腸内環境の関係とは?
  3. 『苫米地式 聴くだけで脳からストレスが消えるCDブック』でス…
  4. 知っておきたいビタミンEの役割・効果効能とは?
  5. 日々のマインドフルネス実践は、「孤独」の処方箋。

カテゴリー

『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方』Kindle で販売中です😊

ブログ内検索

Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content
Post Type Selectors

Copyright © 2024 copyrights.ハチミツとミトコンドリア All Rights Reserved.

 

amazonアソシエイトプログラムに参加しています。当ブログの記事には、訪問者様が製品またはサービスをamazonから購入した場合に、管理人が手数料を受け取ることがあるリンクが含まれています。

  1. 大地とつながるアーシングが慢性的な体の不調を癒す

    ストレス解消法

    大地とつながるアーシングが慢性的な体の不調を癒す。
  2. 『マインドフルネスを「習慣化」する生き方 瞑想を続けるための3つの方法』

    電子書籍

    『マインドフルネスを「習慣化」する生き方 瞑想を続けるための3つの方法』表紙をリ…
  3. 悟りの向こうにある真に幸福な生き方とは?ー苫米地英人『超悟り入門』

    ブッダ/仏教

    悟りの向こうにある真に幸福な生き方とは?ー苫米地英人『超悟り入門』
  4. アロエベラの効果・効能

    アロエベラ

    【知っておきたい】アロエベラの効果・効能が病気予防にイチオシなわけ。
  5. 便秘の改善

    食物繊維の効果・効能で腸内環境改善。
PAGE TOP