「いい習慣」で「脳を変える」ためには抽象度の高いゴール設定が必要なわけ。

成功法則

「いい習慣」で脳を変えるためには正しいゴール設定が必要なわけ。

『いい習慣が脳を変える』わけとは?

今回は、前回に引き続き、『いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!』(苫米地英人 著 KADOKAWA)を取り上げたいと思います。

21世紀の健康的で幸福な人生の実現や仕事・ビジネスの成功のためには、日頃の「習慣」というものが非常に大切であるように思いますが、その「習慣」を変えるために新しい視点を与えてくれるのは、日本における「コーチング」の第一人者であり、認知科学者としても有名な苫米地英人氏の『いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!』(苫米地英人 著 KADOKAWA)という一冊です。

 

前回の記事では、日頃の習慣を変えるには、まずハビットではなく、アティチュードが重要であることが分かってくると述べました。

そして、そのアティチュードを具体的に変えるには、「知識」を得ることによって自分自身のブリーフシステムに働きかけることが必要になってくるのです。

すなわち、様々な分野の本を大量に読む習慣の実践など、抽象度の高い選択をすることで、自分のブリーフシステムを変えていくことこそ、「いい習慣」で「脳を変える」ことなのです。

 

このあたりのことは、苫米地英人氏が、他の著作や動画などでも述べている人生のゴールを「コンフォートゾーン」の外に設定することとつながってくるように思いますが、苫米地氏は、本書『いい習慣が脳を変える』のなかで、

 

 習慣は自分で設計していかなくてはなりません。

ゴールがあると、あるべき姿が決まります。そうすると、あるべき行動も決まるのです。

そしてそれは煩悩という抽象度の低いゴールではなく、より抽象度の高いゴールを設定する必要があるのです。

(苫米地英人『いい習慣が脳を変える』p41)

 

と述べています。

 

「いい習慣」で「脳を変える」ためには、抽象度の高いゴール設定が必要。

「いい習慣」で「脳を変える」ためには、抽象度の高いゴール設定が必要

すなわち、「いい習慣」で「脳を変える」ためには、抽象度の高いゴール設定が必要になってくるのです。

では、抽象度の高いゴール設定とは、例えば、苫米地氏のゴール設定である「戦争と差別をなくす」はもちろんのこと、

  • 日本の労働問題を根本的に解決したい。
  • 世界の貧困と食糧難を無くして多くの子どもを救いたい。
  • 宇宙ビジネスで起業して世界の平和に貢献したい。

といった社会問題や世界情勢の解決に関わることが挙げられます。

 

一方、抽象度の低いゴール設定とは、苫米地氏が挙げているような、

  • 「自分がよければそれでいい」
  • 「自分に少しでも利益があることを優先する」

といった(主にお金が欲しいという)「煩悩」に根差したものであるといえます。

 

「自分がよければそれでいい」「自分に少しでも利益があることを優先する」、多くの人はそういうブリーフシステムを持っています。抽象度の高い選択をするには、その考えを変えていかなくてはならないのです。変えていくことこそ「いい習慣」で「脳を変える」ということなのです。

(苫米地英人『いい習慣が脳を変える』p27)

 

 

正しいゴール設定が出来ていればモチベーションは必要ない!?

正しいゴール設定が出来ていればモチベーションは必要ない!?

ちなみに抽象度の高いゴール設定をしたり、そのゴール設定に基づいた生活習慣を実践したりするには、高いモチベーションが必要になると思われる方がいらっしゃるのかもしれませんが、「モチベーション」に関して、苫米地英人氏が、

そもそもモチベーションなど存在しない

と述べています。

 

これはどういうことでしょうか? 以下、その答えについての引用です。

 

 ゴールに合致しているときは、人間は自然に行動を起こすものです。モチベーションとは、そのことに無理やり、言葉を付けただけのことです。その理由はおそらく簡単で、ゴールに合致していないことをさせようとするからです。それを日本語では「洗脳」と言います。

 

その人のゴールに合致していないことを無理やりさせようとするときは、それを促す強い力が必要になります。だからモチベーションという言葉を持ち出して、それを高めるように強要するということが起きるのです。

 

本来、人間はゴールに合致しないこと=やりたくないことは、やれないし、やってはいけないのです。

(苫米地英人『いい習慣が脳を変える』p34~35)

 

このあたりのことは、苫米地英人氏の著作をこれまでに読んだことがない方にとっては、あまりピンとこないのかもしれません。

ですが、私が理解する限りでは、毎日ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、眠ったりするのに、わざわざモチベーションを高める必要が無いのと同じように、自分にとっての正しいゴール設定が出来ていれば、目的遂行のためにモチベーションを高めるという考え方自体が必要ないということなのだと思われます。

 

要するに、自分が設定したゴールと行動が合致していれば、わざわざモチベーションを高めなくても、習慣として自然にやりたいことをやってしまうということなのです。

 

以上ここまで、前回に引き続き、『いい習慣が脳を変える 健康・仕事・お金・IQ すべて手に入る!』(苫米地英人 著 KADOKAWA)を取り上げてきましたが、「いい習慣」で「脳を変える」ためには、自分のコンフォートゾーンから脱け出すような、抽象度の高いゴール設定ということがカギになってくるのです。

そして抽象度の高いゴール設定を行うには、「習慣」というものを「過去」ではなく「未来」から捉える視点も必要になってくるのです。

 

 

 

 

 

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