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何だかやる気が出ない、気分が落ち込む、そんな「うつな気分」を変えるためには、「身体をゆるめる」のがオススメです。
うつの症状があると、気分が落ち込むだけでなく、身体も無意識に緊張していることが多いです。肩や首がこわばり、呼吸が浅くなり、疲れが抜けにくくなることで、さらに気分が沈みがちになります。そんなときこそ、「身体をゆるめる」ことが大切です。
「身体をゆるめる」ことについては他の記事でもお伝えしましたが、身体がリラックスすると、自律神経のバランスが整い、脳にもポジティブな影響を与えます。
本記事では、うつをやわらげるための身体のゆるめ方について詳しく解説します。
1. まずは呼吸を整える
呼吸は心と身体をつなぐ重要な要素です。うつの症状があると呼吸が浅くなりがちですが、意識的に深い呼吸をすることでリラックスしやすくなります。
深呼吸のやり方
- 楽な姿勢で座る(椅子でも床でもOK)
- 鼻からゆっくり息を吸う(5秒を目安に。お腹がふくらむのを感じる)
- 口からゆっくり息を吐く(5秒を目安に。お腹がへこむのを意識)
- これを5分ほど繰り返す
深い呼吸を意識することで、副交感神経が働き、心身が落ち着きます。
2. ゆるめるストレッチを取り入れる
筋肉が緊張していると、気分も沈みがちになります。簡単なストレッチで筋肉をほぐすことで、リラックスしやすくなります。
簡単ストレッチ
- 首をゆっくり回す(前後左右に傾けながら深呼吸)
- 肩をすくめてストンと落とす(肩の力を抜く)
- 前屈して全身を脱力(息を吐きながらダラーンとする)
ストレッチは気持ちいい範囲でOK。無理をせず、心地よく伸ばしましょう。
3. 温めることで身体をゆるめる
万病のもととも言われる「冷え」は緊張を生み、うつの症状を悪化させることもあります。一方、身体を温めることで筋肉がゆるみ、気分も落ち着きやすくなります。
温める方法
- ぬるめのお風呂にゆっくり入る(38~40℃がベスト)
- 首や手足を温める(ホットタオルや湯たんぽを活用)
- 温かい飲み物をとる(ハーブティーや白湯など)
温まることで血流が良くなり、リラックスしやすくなります。
4. ゆっくりした動きを心がける
うつのときは、焦りやすく、無意識にせかせかしてしまうことがあります。意識的に「ゆっくり動く」ことで、心も落ち着きやすくなります。
ゆっくり動くコツ
- 歩く速度を少し落とす(一歩一歩を味わうように)
- 家事や作業を丁寧にする(洗い物や掃除もゆったり)
- 食事をゆっくり味わう(よく噛んで楽しむ)
ゆっくり動くことで、気持ちが穏やかになりやすいです。
5. 自然の中で過ごす
自然の中に身を置くと、緊張がほどけ、リラックスしやすくなります。公園や川辺、森の中など、緑がある場所を歩くだけでも効果的です。
自然の癒しを活用する方法
- 公園で深呼吸をする(木々の香りを感じる)
- 川のせせらぎを聴く(水の音に耳をすませる)
- 森林浴を実践する(リラックス効果)
- 芝生や土の上を裸足で歩く(アーシング効果)
自然の中で過ごすだけで、自律神経のバランスが整い、心が軽くなります。
まとめ
うつの症状があるときは、気分だけでなく身体も緊張しがちです。そんなときこそ、「身体をゆるめる」ことが重要です。
- 深呼吸をする → 副交感神経が働きリラックス
- ストレッチをする → 筋肉の緊張がほぐれる
- 身体を温める → 血流が良くなり、気持ちが落ち着く
- ゆっくり動く → 焦りが減り、リラックスしやすくなる
- 自然の中で過ごす → 心が癒され、ストレスが軽減する
気分が落ち込んでいる時は無理をせず、できることから少しずつ試してみてください。
心と身体の緊張が解かれると、少しずつ気持ちが軽くなっていくこと間違いなしです(^^♪
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。