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風邪やインフルエンザ対策のために、特定の方法で無理に免疫力を上げようとしてはいませんか?
このたびKindleで『「免疫力を高める」は習慣が9割 ストレスに負けないメンタルが免疫力の低下を防ぐ』を書き、昨日、無事出版いたしました。
「健康はバランスが大切。シリーズ」の第4巻です。
私自身、10年ほど前から、「免疫力を高める」ための方法について探究しており、「免疫力を高める生き方」については当ブログの記事や拙著『はちみつ・ミトコンドリア・腸健康法』の第4章にまとめました。『はちみつ・ミトコンドリア・腸健康法』の「あとがき」では、
「近頃痛感することは、風邪やインフルエンザ、感染症などの流行でピックアップされる「免疫力」とは日々の生活習慣の積み重ねであり、失ったときに初めてそのありがたみが分かる「健康」もやはり生活習慣によって培われるということです。
というのは、私自身、「健康」を追い求めることに頑張り過ぎ、からだの声を聴かずに無理しすぎたせいか、本格的な冬の到来を前にした4年前のある日、急に寒気を感じて体調を崩し、そのまま何日間も寝込んでしまったことがあったからです。
そしてその日から疲れやすくなり、持病のアトピーも著しく悪化、便通も滞り、気温の急激な変化で体調を崩すことも多くなったのです。
現在は体力もつき、生活習慣に気をつけることで代謝が良くなったせいか、体調もメンタルもかなり良好で、一年間風邪もひかずに健康に過ごすことが出来ていますが、今思えば、体調が急激に悪化して寝込んでしまった頃は、自分自身の生き方にどこか偏りや無理があったのかもしれません」
と書きました。
そして2019年末からおよそ3年間続いた「コロナ禍」を経てから確信したことは、病気をしにくかったり、もし風邪を引いたりしても回復が早かったりする体作りは、やはり日々の「習慣」によって培われるということです。
またインフルエンザが流行するなどいざという時に、健康食品やサプリメントの摂取といった特定の方法で免疫力を高めるのは意外と難しく、普段からストレスによる免疫力の低下を防ぐようにすることのほうが重要であるということにも気づいたのです。
ちなみにここでいう「ストレス」とは、「ストレス反応」や「思い通りにならない人生の苦しみ」のことをいいます。
そのため、今回の『「免疫力を高める」は習慣が9割』では、
☆呼吸
☆マインドフルネス瞑想
☆音楽
☆運動
☆腸活
☆森林浴
☆ストレス対策
☆メンタルヘルスケア
といった習慣を取り上げています。
ちなみに私自身は、ストレスが溜まったらこまめに地元の河原(広瀬川)に赴き、川のせせらぎ音に耳を傾けながらウォーキングしたりマインドフルネス瞑想を実践したりすることで、ありがたいことにここ数年の間は、健康的な毎日を過ごせています。
なお、本書は順番通りに読む必要はなく、興味がある章から読んでいただいても一向に構いません。
この電子書籍の内容が少しでも読者の方の健康維持のためにお役に立てるのであれば、筆者としては大変うれしく思います。
『「免疫力を高める」は習慣が9割 ストレスに負けないメンタルが免疫力の低下を防ぐ』 目次
第1章 呼吸
「ATP」と関わる呼吸を意識することが免疫力を高める。
「ゆっくり呼吸」で自律神経のバランスを整えることが免疫力の低下を防ぐ。
「腹式呼吸」を習慣にすることは、日々のストレスケアにつながる。
ゆっくりとした深い呼吸を意識することが、免疫力の低下を防ぐ。
鼻呼吸の徹底が病気を遠ざける理由とは?
口呼吸の危険性と鼻呼吸の重要性とは?
呼吸は深くてゆったりとしていたほうがいい。
第2章 マインドフルネス瞑想
マインドフルネス瞑想と免疫力アップの関係
マインドフルネス瞑想でストレスに対処することが免疫力の低下を防ぐマインドフルネス瞑想のやり方とは?
マインドフルネスの呼吸は「コントロールしない」が大事
雑念にとらわれていることに気づいたら、ラベリングして「呼吸」に戻る。
ネガティブな感情は抑圧ではなく「受け容れる」が大切。
ラディカル・アクセプタンスとは何か?
第3章 音楽
音楽は免疫系に良い影響を与える。
なぜ音楽でストレスによる免疫力の低下を防ぐことが出来るのか?
免疫力アップの秘訣は、音楽で気分を「ポジティブ」へと変化させること。
瞑想するように音楽を聴くことが免疫力の低下を防ぐ。
ヒーリングミュージックやクリスタルボウル、シンギングボウルの音の響きでセルフケア。
クリスタルボウルやシンギングボウルで呼吸を深める&リラックス
第4章 運動
なぜ運動することは、免疫力の低下を防ぐために効果的なのか
運動によって「ストレスに強くなる」ことが免疫力の低下を防ぐ。
ストレス緩和のために効果的な運動とは?
運動苦手な人が無理なく運動を続けるには?
「ウォーキング」は手軽に始められるオススメの運動
適度な運動を生活の中に組み込み、毎日の習慣として続けていくことが大切。
第5章 森林浴
森林浴の免疫力を高める効果とは?
フィトンチッドとは?
マインドフルネス瞑想×森林浴でより健康になる。
第6章 腸活
腸は人体最大の免疫器官
ストレスは腸内環境を悪化させる要因
「腸活」はバランスよく土壌を耕すように地道に実践することが大切。
第7章 ストレス対策
免疫力アップのために知っておきたい「健康」と「病気」の関係とは
「免疫力アップ」は足し算ではなく「引き算」。
なぜ「ストレス」が免疫力低下の要因になるのか?
「アロスタティック負荷」と免疫力低下の関係とは?
慢性ストレス → アロスタティック負荷 → 免疫力の低下を防ぐには?
エネルギー不足が免疫力の低下につながるワケとは?
なぜ不安は免疫力の低下につながるのか?
なぜストレスの長期化 ≒ 不安が、免疫力の低下につながるのか?
「不安」な状態が続くと、脳はエネルギーを余計に消耗してしまう。
「ストレスの見方を変えること」が免疫力の低下を防ぐ。
ストレスに負けないメンタルが免疫力の低下を防ぐ。
第8章 メンタルヘルスケア
なぜポジティブではなくネガティブな思考ばかりに苛まれてしまうのか?
「不適切養育」による「発達性トラウマ」も慢性ストレスの原因になる。
ストレスで「イライラしやすい」と「発達性トラウマ」との関係とは?
「腹側迷走神経系」が慢性ストレスによる体調不良を少しずつ解消していくための鍵となる。
「腹側迷走神経系」とイライラしやすい慢性ストレスとの関係とは?
神経系を調整して「安心感を深める」ための習慣とは?
なぜポジティブ「感情」は免疫力を高めるのか?
ポジティブ感情とポジティブシンキングは違う。
免疫力アップのためにはポジティブな「感情」が重要。
感情は「生存」に関わっている。
ポジティブ感情を育てることが免疫力アップにつながる。
まずは自分を思いやる「セルフ・コンパッション」がポジティブ感情を育てる。
「セルフ・コンパッション」で地道にポジティブ感情を育てることが免疫力アップにつながる。
『「免疫力を高める」は習慣が9割 ストレスに負けないメンタルが免疫力の低下を防ぐ』
AmazonKindleで販売中ですので、チェックしていただけると大変うれしく思います(^^♪
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。