「運動」は今すぐ長寿遺伝子を働かせるために効果的 - 『ライフスパン 老いなき世界』3

運動

「運動」は今すぐ長寿遺伝子を働かせるために効果的 – 『ライフスパン 老いなき世界』3

「運動」は今すぐ長寿遺伝子を働かせるために効果的 - 『ライフスパン 老いなき世界』3

人生100年時代に健康長寿を実現するための効果的な方法についてご存知でしょうか?

前回の記事では、『ライフスパン 老いなき世界』を取り上げ、

 

  • 食べる量を減らす……カロリー制限や間欠的断食でサバイバル回路を作動させる。またアミノ酸を制限することで、オートファジー(自食作用)を働かせる。
  • 運動する……「高強度インターバルトレーニング(HIIT)」などの運動によって体にストレスを与えると、サバイバル回路が始動する。
  • 寒さに身をさらす……快適とはいえない温度に身をさらし、長寿遺伝子を働かせる。

 

といったことが、長寿遺伝子を働かせるための効果的な方法であるということについて述べました。

 

これらのうち、著者のデビッド・シンクレア氏が長寿遺伝子を働かせるために特に重視しているのは「運動」であるように思います。

 

デビッド・シンクレア氏は『ライフスパン 老いなき世界』(梶山あゆみ 訳 東洋経済新報社)のなかで、

「そもそも運動とは、体にストレスを与えることにほかならない。運動をするとNADの濃度が上昇し、それが今度はサバイバルネットワークを作動させる」

「運動が遺伝子のスイッチを入れ、私たちを細胞レベルで若返らせてくれる」

と述べています。

 

また、

なぜ運動が体にいいかといえば、運動によって数々の長寿遺伝子がプラスの方向に調節されるからだ。そのおかげで、テロメアが伸びる、細胞に酸素を運ぶ新しい微細血管ができる、ミトコンドリアの活動が高まって化学エネルギーが増える、といった効果が現れる。

としています。

 

さらに、「長寿遺伝子の力を余すところなく発揮させるには、強度は間違いなく大事になる」とし、メイヨー・クリニックの研究チームの調査を挙げ、

健康を増進する遺伝子を一番多く活性化したのは「高強度インターバルトレーニング(HIIT)」だった。これを行なうと、心拍数や呼吸数が著しく上昇する。高齢の被験者ほど、HIITによる活性化効果が大きかった。

としています。

 

デビッド・A・シンクレア『ライフスパン LIFESPAN 老いなき世界』

 

自分のしている運動が激しいかどうかは、きついと感じるかどうかでわかる。呼吸は深く速くなり、鼓動は最大心拍数の70~85%になる。当然ながら汗をかき、一息つかないと二言三言しか話せない。これが低酸素応答と呼ばれるもので、この状態は体に適度なストレスを与えるのにうってつけだ。永続的な害を及ぼすことなく、老化に対する体の防御反応を活性化させてくれる。

(デビッド・A・シンクレア『ライフスパン LIFESPAN 老いなき世界』 梶山あゆみ 訳  192‐193頁)

 

ここまで、3回にわたって、これからの不老長寿について書かれている話題の本、デビッド・シンクレア /マシュー・D・ラプラント『LIFESPAN ライフスパン 老いなき世界』を、要約を兼ねつつ取り上げてきました。

人生100年時代の健康長寿を実現するために、「インターバル速歩」や「スロージョギング」など、まずは週3、4回、30分程度の有酸素運動から始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪

 

『40代からの健康長寿&認知症予防対策 食事・運動・瞑想でゆっくりアンチエイジング』 塩川水秋 著

AmazonKindleで販売中です😊

 

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

関連記事

  1. 失われてゆく、我々の内なる細菌

    腸内フローラ

    『失われてゆく、我々の内なる細菌』が鳴らす警鐘「抗生物質の冬」とは?

    今回はマーティン・J・ブレイザー氏の『失われてゆく、我々の内な…

  2. エムラン・メイヤー『腸と脳』は、腸を元気にする腸活のためにオススメの一冊。

    腸活・腸内環境

    エムラン・メイヤー『腸と脳』は、腸を元気にする腸活のためにオススメの一冊。

    「腸」と「脳」には、深い関係があることはご存知でしょうか?…

  3. ストレスとアンチエイジングと慢性炎症の関係とは?

    慢性炎症

    「アンチエイジング」とストレス、慢性炎症の関係とは?

    人生100年時代、お金をかけずに健康長寿を目指してみませんか?…

  4. 『セラピスト』から考える、心の安らぎのあり方

    メンタルヘルス

    『セラピスト』から考える、心の安らぎのあり方。

    今回は『セラピスト』(最相葉月 著 新潮社)という本を心の健康…

  5. 『お金2.0』でおカネの見方をアップデート

    お金・貨幣論

    コロナ禍の今こそ『お金2.0』でおカネの見方をアップデート。

    新型コロナウイルスが原因で、お金についての悩みや息苦しさを抱え…

  6. 孤独は健康リスク?社会的に孤立した人ほど毎日ヨガ習慣で病気予防&健康管理。

    ヨガ

    孤独は健康リスク?社会的に孤立した人ほど毎日ヨガ習慣で病気予防&健康管理。

    現代社会では、年齢や生活環境に関係なく「孤独」や「社会的孤立」…

特集記事

  1. 『はちみつ・ミトコンドリア・腸健康法 これからの免疫力を高める生き方』
  2. ミトコンドリアであなたのエネルギーを劇的に増やすための科学的アプローチとは?
  3. 天然・純粋・生蜂蜜が免疫力をアップさせる。
  4. 食事・運動・瞑想がうつを良くしていく

オススメ記事

  1. なぜ森林浴×マインドフルネスがストレスによる慢性炎症・生活習…
  2. なぜ「不運」は<幸運>のきっかけになるのか❓【運が悪いを変え…
  3. その「運が悪い」は、本当に「運」のせいなのか?
  4. マインドフルネス瞑想で雑念が浮かんでくるのは当たり前なワケ。…
  5. 生命と人工知能の違いとは?-『AI原論』3

カテゴリー

『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方』Kindle で販売中です😊

管理人
塩川水秋

真の健康と幸福の実現を創造&情報発信。

ブログ内検索

Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content
Post Type Selectors

Copyright © 2024 copyrights.ハチミツとミトコンドリア All Rights Reserved.

 

amazonアソシエイトプログラムに参加しています。当ブログの記事には、訪問者様が製品またはサービスをamazonから購入した場合に、管理人が手数料を受け取ることがあるリンクが含まれています。

  1. 『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット』Kindle販売のお知らせ。

    ミトコンドリア

    『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット』Kindle販売のお知らせ。…
  2. 私たちと共生している腸内細菌の役割とは?

    腸内フローラ

    知っておきたい、私たちと共生している腸内細菌の役割【腸を元気にする生き方】
  3. 免疫力アップの秘訣は自律神経のバランスを整えること。

    自律神経のバランス

    免疫力アップの秘訣は自律神経のバランスを整えること。
  4. 短鎖脂肪酸の効果・効能

    腸内細菌

    短鎖脂肪酸の効果・効能は腸内細菌の万能薬!?
  5. マヌカハニーの効果・効能

    ハチミツ

    【知っておきたい】マヌカハニーの効果・効能とは?
PAGE TOP