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心身のバランスを整え、うつを予防していくために、<ゆっくりヨガ>を毎日の生活習慣として続けてみませんか?
今回はゆっくりとしたヨガの習慣がうつの予防につながる、ということについてです。
以前、「体が硬い人ほどゆっくりヨガでからだを観察。」ということについて述べましたが、ゆっくりとしたヨガは、うつの予防にもつながります。
なぜヨガを行う習慣がオススメなのかといえば、呼吸を深めつつ、ゆっくりとした動きでポーズをとるようにするヨガは、自分のからだを観察したり、感じたりするのに最適だからです。
そして、この自分のからだを観察したり感じたりする、ということは、マインドフルネス瞑想と同じで、今の瞬間に意識を集中するということでもあります。
これはわたしの経験談でもあるのですが、「うつ」に陥り、心が元気になれない時は、自分の思いが過去への後悔や、未来に対する不安のほうへ向いてしまっていることが多いです。
自分がうつ気味の時に、そのまま自分を放っておくと、意識が過去や未来の方へ勝手にさまよっていってしまい、同じ思考をぐるぐると繰り返すことで心が非常に疲れてしまうのです。
そのため、そういう時こそ、ゆっくりとしたヨガを行ない、からだを観察するという行為を通じて、今の瞬間に意識を集中するのです。
もし地道にヨガを続けることで、心身の状態が整えば、うつの症状がやわらぐことは十分考えられますし、毎日、少しの時間でもよいので、ヨガを通じて今のからだの感じを観察するようにすることは、うつ病の発症予防にもなります。
うつをやわらげていくためには適度な運動が大切。
ですが、うつの時ほど、からだを動かすのは億劫であると感じてしまうのは確かです。
しかし、以前の記事で、「ゆっくりとした運動がうつを改善する」ということについて述べたことがありましたが、うつをやわらげていくためには、やはり運動を適度に行うことは必要です。
そのため、うつの状態のときに、からだを動かすのが億劫だと感じたら、いきなり激しい運動をしようとするのではなく、自分が始めやすい、自分のペースで出来るゆっくりとした運動を見つけてみると良いと思います。
そしてそのような運動のひとつとして、ゆっくりヨガはオススメなのです。
体が硬い人ほどゆっくりヨガで自分を観察。
ほかの記事でも述べましたが、ヨガを行う目的は、ヨーガの行者である成瀬雅春氏が述べるように、自分自身のからだを観察することなのであって、けっして美しいポーズをとることではないと思います。
また、自分の体が硬いと感じても、無理に体を軟らかくする必要もなく、「ヨガ」を行いながら自分のからだを観察することで、呼吸が深まり、血流が良くなり、からだがゆるみ、気分が落ち込むことが少なくなって、生きていることが気持ちいいと感じられるようになれば、それで良いのです。
したがって、ヨガといっても、最初から難しいポーズに挑戦せず、無駄な力を抜き、呼吸を深めながら、からだを倒す、ひねる、反る、伸ばすなどの動作をゆっくりと行うだけでも、うつの予防のために効果的だと思うのです。
以上この記事では、ゆっくりとしたヨガがうつの予防につながる、ということについて述べてきました。
ゆっくりヨガは、健康維持やメンタルヘルスのための毎日続ける生活習慣としてオススメです。
うつの予防対策には、食事・運動・瞑想といった生活習慣が大切です。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪
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