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当ブログでは人生100年時代の真のヘルスケアについて述べていますが、今回は、入浴中のココナッツオイルの利用がスキンケア&乾燥肌対策にオススメなわけについて述べていきたいと思います。
中鎖脂肪酸が主成分のココナッツオイルは、
- エネルギー補給・健康維持
- ダイエット
- スキンケア(アトピー性皮膚炎にも)
などにオススメなスーパーフードです。
特にココナッツオイルは食べる以外にも、肌に塗ることで、スキンケアと乾燥肌対策に効果的だと思われます。
実際、私自身は、入浴中に乾燥やアトピーが気になる皮膚の部分に、ココナッツオイルを塗り込むようにしてマッサージしていますが、かゆくならないうえに保湿効果もしばらく続いてくれます。
また、ココナッツオイルにはバクテリアの繁殖を防ぐ抗菌作用もあるとされていますので、そのこともココナッツオイルがスキンケアにオススメの理由のひとつです。
炎症やかゆみが気になる方は飽和脂肪酸が主成分のココナッツオイルを試してみる。
一方、酸化しやすいオリーブオイルや亜麻仁油といった不飽和脂肪酸が主成分のオイルを塗ると、皮膚に炎症がある場合、けっこうかゆみが増したりしますので、炎症やかゆみが気になる方は、不飽和脂肪酸が主成分のオイルではなく、飽和脂肪酸が主成分のココナッツオイルを試してみると良いと思います。
ちなみに『ココナッツオイル健康法』(WAVE出版)の著者であるブルース・ファイフ氏は、ココナッツオイルのスキンケア効果について以下のように述べています。
理想的なローションは、肌をやわらかくするだけでなく、ダメージからまもり、損傷を癒して、より若々しく健康にしてくれる。純粋なココナッツオイルは、自然が与えてくれた最高のスキンローションだ。フリーラジカルの生成と、それによる損傷を防いでくれるのである。加齢や日光の浴びすぎが原因の、肝斑その他のシミを予防するのに役立つし、また結合組織を強くしなやかな状態に保って、肌のたるみやシワを防ぐ。
(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』三木直子訳 p201~202)
ココナッツオイルは、古い角質を取り除く効果に優れ、肌を若々しくしてくれる。肌の表面には死んだ細胞の層があり、こうした死んだ細胞がはがれると新しい細胞がそれに取って代わる。歳をとるとこのプロセスが遅くなり、死んだ細胞が蓄積して、肌がざらざら、パサパサする。ココナッツオイルは、肌の表面の死んだ細胞を取り除くのを助けるので、肌はなめらかになり、光が均一に反射して、より健康で若々しく見えるようになるのだ。きめが揃った肌は光をよりよく反射するので、「輝いて」見えるのである。
(同 p202~203)
肌が非常に乾燥している場合、ココナッツオイルは頻繁に塗る必要がある。ココナッツオイルの本当の効果は、繰り返し使っているうちにわかってくる。ほかのローションは一時的に肌をやわらかくしても、肌そのものを癒しはしないが、ココナッツオイルはゆっくりと肌をやわらかくし、古い角質を取り除いて、新しい、より健康な細胞の成長を促してくれるのだ。
(同 p204)
以上ここまで、ココナッツオイルの利用がスキンケア&乾燥肌対策にオススメなわけについて述べてきましたが、お肌のケアに関しては相性や個人差があるため、ココナッツオイルを一方的にオススメするつもりはありません。
しかし、もし乾燥肌やアトピー性皮膚炎に悩まされている方で、不飽和脂肪酸が主成分の亜麻仁油やオリーブオイルなど、スキンケアに有効だとされているオイルが合わないという方は、飽和脂肪酸が主成分のココナッツオイルを一度試してみてはいかがでしょうか?
なお、先程ご紹介したブルース・ファイフ氏の『ココナッツオイル健康法』によれば、「ココナッツオイルをローションとして使うときは、少量を、必要に応じて何度も塗るのがいい」そうです。