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以前、Kindle本『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット ストレス太りをやめて少しだけ健康になってみる。』の出版をお知らせしましたが、今回はストレス/不安によるコロナ太りの解消には、食べる前のゆっくり呼吸がオススメであるということについてです。
不安やストレス、寂しさ、哀しみなどで、気づいたら無意識に食べてしまっている、必要以上に食べ過ぎてしまっているという場合の心理的ストレスによるコロナ太りの解消には、食べる前のゆっくり呼吸で体の声を聴くようにするのがオススメです。
食べることを意識して食事の瞬間を味わうということについては、毎日の食事にマインドフルネス瞑想を応用するマインドフルイーティングの実践がオススメであり、たとえば、脳神経内科専門医の山下あきこ氏は、『やせる呼吸 脳科学専門医が教えるマインドフルネス・ダイエット』(二見書房)のなかで、
「マインドフルネスを行うと体のサインを識別できるようになり、食行動のコントロールができるようになるため、抑うつ、ストレスの知覚、身体的な症状のいずれも改善します」
と述べています。
もうひとつ、からだの声に耳を傾けてから食べるようにするということに関しては、何となく実践しようとしてもなかなかうまくいかないため、まずは呼吸をきっかけにして始めてみるのが良いかもしれません。
以前、根本的なストレス対策は呼吸&マインドフルネス瞑想がオススメであると述べたことがありましたが、ストレスを感じてイライラしたり、不安になったりして、つい何かを無性に食べたくなる衝動を感じたら、実際に食べてしまう前に、ゆっくりと呼吸してみるのです。
イライラしている時は自律神経のうちの交感神経のほうが優位になってしまっています。
しかしゆっくりと呼吸を行えば、リラックスすることで副交感神経が活発になり、自律神経のバランスを整えることができます。
ストレスを感じて食べたくなったらゆっくり「フーッ」と息を吐くようにする。
先ほど取り上げた山下あきこ氏の『やせる呼吸』のなかには、
食事をしたあとは副交感神経が高まりリラックスした体の状態になりますが、食事をする前の空腹状態は交感神経が活発になっています。そこで息をフーッと吐き出して食後のような自律神経のバランスに近づけておくと、食べすぎを防ぐことができるのです。
という一節がありますが、ストレスを感じて無性に何か食べたくなったら、自律神経のバランスを整えるつもりで、ゆっくり「フーッ」と息を吐くようにする。そしてひと呼吸おいたあとで、自分の体の声に耳を傾けるようにすれば、無意識のうちについ食べ過ぎてしまうのを防ぐことができるのです。
最近、ストレスによるコロナ太りやお腹周りが気になる方は、食べ物をつい口にする前にゆっくりとした呼吸を行い、そのことをきっかけに今の自分の状態をマインドフルに観察するようにしてみてはいかがでしょうか?
もしそのことを習慣にすることが出来れば、ストレスを感じるたびに必要以上に食べ過ぎてしまう<自分>に気づくことが出来ますし、健康的な肥満の解消やダイエットにもつながっていきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪
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