『サーファーに花粉症はいない』わけとは!?

ビタミンD

知っておきたい『サーファーに花粉症はいない』わけとは!?

『サーファーに花粉症はいない』(斎藤 糧三 著 小学館)

毎年春の到来とともに、花粉症にお悩みではありませんか?

今回は、『サーファーに花粉症はいない』(斎藤 糧三 著 小学館)という一冊を花粉症対策のためにご紹介したいと思います。

 

毎年春が近づくと花粉症のつらい症状に悩まされる方は多くいらっしゃると思いますが、花粉症の方にぜひ読んでいただきたいのは、医師である斎藤糧三氏の『サーファーに花粉症はいない』という一冊です。

なぜなら花粉症対策というと、マスクやゴーグルを着用したり、乳酸菌の効果を期待してヨーグルトを食べ、腸内環境を整えたりするのが定番ですが、斎藤糧三氏の『サーファーに花粉症はいない』には、日光浴によってビタミンDが十分に作られることの、花粉症に対する有効性が示されているからです。

 

著者の斉藤糧三氏は幼少時からアトピー性皮膚炎、医者になってからは鼻づまりや花粉症をもっていたそうなのですが、アメリカで機能性医学の考え方を知り、ビタミンDサプリメントを試してみたところ、鼻の通りが良くなることを実感したといいます。

そして論文を読み漁るうち、ビタミンDについて、

 

「*ビタミンDはビタミンというよりは、紫外線B波(UVB)が皮膚に当たることで、合成されるホルモンのような物質である。」

「*カルシウムの吸収を調整しているが、ここ20年で、免疫系の正常な機能に不可欠であることがわかってきた。」

「*免疫正常化の観点から見たビタミンD血中濃度の目標値は、従来のカルシウム代謝を基準にしたレベルよりもはるかに高い。」

「*先進国では日光を避ける習慣によって、人口の4割がビタミンD欠乏のレベルに陥っている。」

「*食事から充分な量のビタミンDを摂取することは不可能。」

 

ということが分かってきたといいます。

 

「新たに注目されているビタミンDの機能」とは?

『サーファーに花粉症はいない』わけとは!?

本書『サーファーに花粉症はいない』において、斉藤糧三氏は「ビタミンDの古典的な生理機能」として、

  • 「①腸管でのカルシウム、マグネシウム、リン吸収の促進」
  • 「②腎臓からのカルシウム喪失抑制と、副甲状腺を介した、血中カルシウム濃度の維持」
  • 「③骨形成や骨のカルシウム、マグネシウムの吸収の円滑化」

を挙げています。

 

そして、本書では「新たに注目されているビタミンDの機能」として、

  • ①細胞分化誘導
  • ②免疫担当細胞の調整
  • ③血圧上昇ホルモンの調整

を紹介しています。

 

特に花粉症に関しては、ビタミンDの「②免疫担当細胞の調整」が深く関係してくるようです。

 

ビタミンD欠乏を解決する最善の方法。それは、日光浴をして自分の身体でビタミンDを合成することです。

また、日光浴には別の効能もあります。UVBは皮膚では脳内麻薬とも呼ばれる快感物質・βエンドルフィン、脳では不足するとうつなどになる神経伝達物質・セロトニン生成を増す効果があるので、心地良さとリラックス効果という恩恵を副次的にもたらします。

(斎藤糧三『サーファーに花粉症はいない』p107~108)

 

なお、ビタミンDを生成するために必要なのは、UVBだけで、ただ日光浴すればいいというわけではありません。

ですから、UVBがどのくらい地表に到達している場所か? という地理的条件を考慮することが大変重要です。

さらに、服装や場所など、日光浴を行う際の環境も同じように重要です。

なぜなら、肌を露出した服装でなければ、UVBは皮膚に到達しません。

つまり日光浴の際は、一般的な長袖長ズボンではなく、半袖半ズボンなど皮膚が充分に露出した服装を選ぶことが必要です。

またガラスやプラスチックはUVBを遮ってしまいます。室内の窓際での日光浴や、天井がガラスなどで覆われたテラスやベランダでの日光浴は、ビタミンDを生成するという観点ではNG(無効)です。

ですから、日光浴は日光が直接当たる場所で行う必要があります。

(斎藤糧三『サーファーに花粉症はいない』p108~109)

 

そして、著者の斎藤氏は、

「・日光浴をすることは「身体にとって必要で健康的なこと」と考え、それでビタミンDが充足できる地域や季節では適切に実行する」

「・ビタミンDが不足する場合は、タンニングマシンの利用やサプリメントで確実に補給する」

という「この2つの行動で、ビタミンDを解消し、またその結果として起こる病気のリスクを回避して頂きたいと思います」と述べています。

 

以上ここまで、『サーファーに花粉症はいない』(斎藤 糧三 著 小学館)という一冊を花粉症対策のためにご紹介してきました。

もし長年つらい花粉症に悩まされていて、さまざまな対策をしてもそれほど効果が感じられない、という方は、日光浴や食事によるビタミンDの生成・補充に気をつけてみてはいかがでしょうか?

 

特に秋から冬、春にかけて、適度に日光浴を行ってビタミンDを作る習慣も、花粉症の症状を軽減するための鍵を握っているようにも思います。

私自身もこれまで毎年花粉症に悩まされてきましたが、快晴の日はこまめに日光浴を行うようにしたら症状はかなり軽くなり、花粉症の症状に悩まされることは少なくなりました。

 

なお本書には、ビタミンDサプリメントを過剰摂取することによるビタミンAの相対的な不足のことや、ビタミンD補充を注意すべき病態のことなど、注意事項についても詳しく書かれていますので、もし日光浴やサプリメントでビタミンDを生成・補充する際は、その前に本書を実際に手に取り、じっくり読んでいただきたいと思います。

 

ちなみに、本書のタイトルは「サーファーに花粉症はいない」となっていますが、著者によれば、ウェットスーツを着ているなどの理由から、すべてのサーファーが十分にビタミンDが作られているとは限らないため、実際のところサーファーであっても花粉症の方はいるそうです(笑)。

 

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪

 

 

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

関連記事

  1. 21世紀の健康はエネルギーに注目ー『未来を救う「波動医学」』

    健康

    21世紀の健康はエネルギーに注目ー『未来を救う「波動医学」』

    今回は、『未来を救う「波動医学」 瞬時に診断・治療し、痛みも副…

  2. ビーポーレン(蜂花粉)で花粉症緩和。

    アレルギー・花粉症

    みつばちのビーポーレン(蜂花粉)で花粉症対策。

    ミツバチが作り出すビーポーレンを花粉症対策に役立ててみませんか…

  3. 『バレット博士の脳科学教室 7½章』は「脳」について正しく知るために必読。

    『バレット博士の脳科学教室 7½章』は「脳」について正しく知るために必読。

    健康やビジネスなどの分野でなにかと注目される「脳」について正し…

  4. 糖尿病は〝砂糖〟で治す! 甘いものに目がないのは正しかった

    ミトコンドリア

    『糖尿病は〝砂糖〟で治す!』から考える糖の重要性。

    今回は『糖尿病は〝砂糖〟で治す! 甘いものに目がないのは正しか…

  5. ハチミツ

    ハチミツを花粉症対策に利用する方法は知っておきたい。

    天然はちみつを毎年のつら~い花粉症への対策に役立ててみませんか…

  6. 加工食品には秘密がある

    食品添加物

    『加工食品には秘密がある』!?

    今回は『加工食品には秘密がある』(メラニー・ウォーナー 著 楡…

特集記事

  1. マヌカハニーの効果・効能
  2. なぜ今、発酵生活が現代人のライフスタイルに必要なのか?
  3. 西田文郎『命と脳』は人工知能時代に必読の一冊。【書評・レビュー】
  4. ビーポーレン(蜂花粉)がパーフェクトフードなわけ
  5. 「リフレーミング vs マインドセット【思考を変える2つの心理的アプローチの本質的な違いとは?】

オススメ記事

  1. 不安を解消して「運が悪い」を変えるには脳を鍛えるしかない。【…
  2. 新刊『ミトコンドリアがあなたのエネルギーを増やす。』の第1章…
  3. 【天然・純粋・生ハチミツの正しい選び方】毎日の健康のために知…
  4. 『心身を浄化する瞑想「倍音声明」CDブック』のストレス解消効…
  5. 『ホモ・デウス』は心の未来を見据えた書物【要約・書評】

カテゴリー

『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方』Kindle で販売中です😊

管理人
塩川水秋

真の健康と幸福の実現を創造&情報発信。

ブログ内検索

Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content
Post Type Selectors

Copyright © 2024 copyrights.ハチミツとミトコンドリア All Rights Reserved.

 

amazonアソシエイトプログラムに参加しています。当ブログの記事には、訪問者様が製品またはサービスをamazonから購入した場合に、管理人が手数料を受け取ることがあるリンクが含まれています。

  1. ココナッツオイルの効果・効能がヘルシーライフに役立つわけとは?

    ミトコンドリア

    ココナッツオイルの効果・効能がヘルシーライフに役立つわけとは?
  2. 「リフレーミング vs マインドセット【思考を変える2つの心理的アプローチの本質的な違いとは?】

    成功法則

    「リフレーミング vs マインドセット【思考を変える2つの心理的アプローチの本質…
  3. ダイエットしないで健康的に痩せるための方法とは?

    痩せ菌ダイエット

    無理にダイエットしないで健康的に痩せるための方法とは?
  4. 「カカオ」のメンタル面への効果やうつを予防する働きとは?

    カカオ

    <神様の食べ物>カカオの効果・効能がメンタルケアに注目なワケ。
  5. ATPはミトコンドリアによるエネルギー通貨。

    ミトコンドリア

    生命を支える「ATP」はミトコンドリアによるエネルギー通貨。
PAGE TOP