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スワイショウ×マインドフルネスを心身の健康維持や運動不足解消のためにライフスタイルにとりいれてみませんか?
今回は、スワイショウ×マインドフルネスの習慣がうつと運動不足を遠ざける、ということについてです。
以前、「うつをやわらげるには身体をゆるめる。」という記事で、「スワイショウ」という運動をご紹介しましたが、このスワイショウを1日の生活のなかに何回か採り入れることは、運動不足の解消やうつの予防にオススメです。
「体軸を中心に腕を回転させる運動」である「スワイショウ」は、気功体操のうちのひとつですが、このスワイショウを、マインドフルネス瞑想と組み合わせ、身体感覚を観察しながら行ってみると、思った以上に、気分転換と運動不足の解消になるのです。
スワイショウ×マインドフルネス瞑想のコツとは?
スワイショウをマインドフルネス瞑想と組み合わせる際のコツは、身体感覚を意識することです。
具体的には、体の軸を中心に、
- 首
- 肩
- 腕
- 膝
- 足裏
など、スワイショウによって程よく体をゆるませながら、体の様々な部位に意識を向けてみることです。
さらに、からだの中心軸を左右にねじるため、視覚情報が目まぐるしく変わるのですが、その際、遠くの風景を観察してみるのも面白いです。
なお、スワイショウのやり方については、山口創氏の『腸・皮膚・筋肉が心の不調を治す』から引用したいと思います。
また、具体的な方法については、YouTube動画のほうが参考になるかもしれません。
①まず左右の足を腰幅ぐらいに開き、つま先を正面に向け立ちます。膝は少し曲げ、ゆるめましょう。
身体の中心軸を左右に捻ることで、両手がそれにつられて回転するようにします。
②振った手を身体に巻きつけてみましょう。お腹から腰に腕が巻きつきます。
両腕はゆったりとだらんと垂らした状態で、体軸だけを振って腕を回転するにまかせるようにします。「でんでん太鼓」のように振るのがポイントです。
手や腕の当たる個所を気持ちよい強さで叩き、刺激してください。腰や背中下部のツボを刺激できます。
③左振りの場合は右足の踵、右振りの場合は左足の踵というように、逆足の踵が見えるまで、大きく振ってみましょう。
④最後は、体軸の回転を止めます。両手は勢いを失い、やがて自然体に戻っていきます。
(山口創『腸・皮膚・筋肉が心の不調を治す』p201~202より抜粋)
この「スワイショウ」の運動は、気分が落ち込んでいて、外に出てあまり身体を動かしたくない時でも、部屋の中でスペースをとらず簡単にできるため非常にオススメです。
さらに、長時間デスクワークを行なったり、スマホの操作をしたりすることで、身体が硬くなってしまった時に、このスワイショウをこまめに行うことも、からだをゆるめるのに非常に効果的です。
しかも気分転換や心のリフレッシュにもなります。
以上ここまで、スワイショウ×マインドフルネスが<うつ>をやわらげるということについて述べてきましたが、↑の動画などを参考にしつつ、ぜひうつ対策のために、まずはほんの少しの時間でも構わないので、身体感覚を観察しながら、スワイショウをこまめに行ってみてください。
また、このスワイショウは、デスクワークが多くて座りっぱなしの時間が長いという方の運動不足の解消にもオススメです。
うつの予防対策には、食事・運動・瞑想といった生活習慣が大切です。
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