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当ブログでは主にハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はプロポリスの殺菌・抗菌効果と抗炎症作用についてです。
プロポリスには健康に対する様々な効果・効能が期待できますが、特に注目したいのは、強い殺菌・抗菌効果と抗炎症作用です。
では、なぜプロポリスには強い殺菌効果や抗菌作用があるのでしょうか?
その理由は、プロポリスとは、ミツバチが様々な樹木の樹脂や植物の新芽などの植物成分を、ミツロウや唾液などの自らの分泌物と混合して作ったものであり、害虫や病原菌を防いで外敵から巣を守ったり、巣の環境を一定に保ったりするために巣箱の内側に塗りつけるからです。
つまり、巣の環境を守るためには、病原菌や雑菌が繁殖するのを防ぐ、強い殺菌・抗菌効果が無ければいけないのです。
また、プロポリスには抗ウイルス作用もあり、水疱性口内炎ウイルス、単純ヘルペスウイルス、センダイウイルス、パポバウイルスなどに対する抗ウイルス作用があることが確認されているといいます。
そのため、プロポリスの抗菌作用や殺菌力は非常に優れており、「天然の抗生物質」ともいわれているほどです。
プロポリスの抗炎症作用とは?
さらにプロポリスには抗炎症作用もあります。
たとえば、肌における切り傷、火傷、湿疹、神経性皮膚炎、アトピー性皮膚炎などへの局部塗布や、喉の痛み、咽頭炎、口内炎、歯肉炎など、患部にスプレーすることによって炎症の症状緩和が期待できるとされています。
そのほか、プロポリスの殺菌・抗菌効果は、口内環境を清潔に保つためにも利用できます。
歯周病や歯肉炎、ひどい口臭などの原因は主に、口内に原因菌となる細菌が発生することですが、プロポリスの高い殺菌効果や抗菌作用は、お口のトラブルの原因になる細菌の増殖を防いでくれるのです。
そのため、近年は口臭予防のためのマウススプレーや歯周病予防の歯磨き粉にプロポリスが配合されています。
以上、ここまでプロポリスの殺菌・抗菌効果と抗炎症作用について述べてきましたが、プロポリスには強い殺菌力と抗菌作用があるため、うまくプロポリスを利用することは、病気や感染症の多くを予防したり、炎症を抑えたりするのに、役立ってくれると考えられます。
また、プロポリスを、同じく殺菌・抗菌力が強いマヌカハニーなどのハチミツと混ぜてみるのもオススメです。
そのほか特に寒い季節、風邪をひいて喉が痛いときにハチミツとプロポリスを混ぜたものを舐めるようにすることは、喉ケアに最適です。