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当ブログでは主に、ハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はミトコンドリアを元気にすることがアトピーの改善につながるということについて述べていきたいと思います。
近年、大人になってからのアトピー性皮膚炎に悩まされる方が急増しているといいますが、大人のアトピーは完全に治るのでしょうか? また、アトピーを治すためにはどのような手段が有効なのでしょうか?
世の中には「~すればアトピーが治る」という情報が氾濫していますが、アトピーをすぐに治すのは難しいと思われます。
そして、アトピーを治していくために大切なこととして考えられるのは、シンプルに整理すると、以下のようになります。
- 腸内環境を改善する
- 血液をきれいにする
- 新陳代謝を良くする
実は私自身アトピー体質で、様々なことを実践するうちに気づいたのですが、アトピーを少しでも治していくためには、あれもこれもと特定の対策を細かく行うのではなく、血液をきれいにし、血液の巡りを良くするために、からだ全体のバランスを整えていくことが重要なのです。
そしてそのために具体的に必要なことは、以下のようなことだと思われます。
- 食事・栄養の改善
- 油・脂質の摂り方
- 腸内環境の改善
- 鼻呼吸の徹底
- 活性酸素の除去
- デトックスを行う
- ミトコンドリアを元気にする
- 生活環境を変えてみる
- 電磁波対策(アーシング)
この記事ではこのうち「ミトコンドリアを元気にする」ということについて述べていきたいと思います。
アトピー改善のためにはミトコンドリアを元気にして新陳代謝を良くする。
アトピー性皮膚炎の改善のために何よりも大切なのは、細胞の新陳代謝を良くすることだと考えられます。そして、新陳代謝の中心になっているのは、「ミトコンドリア」なのです。
もしミトコンドリアの機能が低下したり、数が減っていたりしたら、その分、新陳代謝は鈍ってしまいます。
したがって、アトピー性皮膚炎の改善には、ミトコンドリアを増やしたり、元気にしたりして、新陳代謝を活性化することが非常に効果的です。
ちなみにアトピー性皮膚炎とミトコンドリアの関係について詳しく述べているのは、『免疫力を高める生活』『究極の免疫力』などの著作がある医学博士の西原克成氏です。
西原博士は、『免疫力を高める生活』のなかで、「ミトコンドリアは、新陳代謝の主役としては体温を一定に保ち、細胞のリモデリングを行い、細胞の同化・異化・運動の調節・老廃物の排出とともに老化を予防する働きを担っている」としています。
アトピーとは微生物の細胞内感染症。
また、西原博士は、『アトピーが治った!』のなかで、アトピーの原因に関して、「アトピーとは、白血球に細菌やウイルスが入ることで起こる、微生物の細胞内感染症なのです」と述べています。
さらに、「白血球が運び屋となって、あちこちの細胞群に感染症を起こして、皮下組織の細胞に感染を起こしたものを、アトピー性皮膚炎と呼んでいるのです」としています。
したがって、アトピー性皮膚炎を良くしていくためには、ミトコンドリアの活性化のほかに、細胞に細菌やウイルスが白血球を通じて細胞内に入りこまないようにすることが重要になってくると思われるのです。
そしてそのために大切なのは、口呼吸ではなく鼻呼吸を徹底することと、腸は冷やさず温めることだと西原氏は述べています。
ミトコンドリアを増やすためにオススメな運動とは?
ミトコンドリアを増やすのに特におすすめなのは、ゆっくりとしたウォーキングやスロージョギングなどの有酸素運動を適度に行うことです。
また、そのような軽い運動によってじんわりと汗をかくことは、かゆみにつながるかもしれませんが、アトピーを本当に治していくためには大切なことだと思われます。
そのほか、紫外線が気になるかもしれませんが、1日に10~20分でも、太陽の日差しを浴びるようにすることは、ミトコンドリアを元気にしてくれますし、お肌の健康維持のために必要不可欠なビタミンDの生成にもつながります。
しかし、真夏などは日差しが強すぎるため、夏に関しては朝や夕方に日光浴を行うようにして、真昼はなるべく避けることが必要です。
以上、ここまでミトコンドリアを元気にすることがアトピーの改善につながるということについて述べてきましたが、アトピー性皮膚炎の症状に関しては、原因や症状についても個人差があるため、この記事の内容が、どなたにとっても100パーセント正しいわけではありません。そのため、この記事の内容は、アトピーを少しでも良くしていくための参考程度に止めておいていただければ幸いです。
また、この記事内容が少しでも、アトピー性皮膚炎に悩んでいる方の症状の改善のお役に立てれば、大変嬉しく思います。
- 腸内環境を改善する
- 血液をきれいにする
- 新陳代謝を良くする