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今回は、冬にアトピーが悪化したらお腹とからだを温めてみるのがオススメであるということについてです。
アトピーに悩まれている方で、冬になるとどうしてもアトピーが悪化してしまうという方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身も、季節が秋から冬へと変わり、急に気温が低下すると、自律神経のバランスが乱れてしまうせいか、普段おさまっていたはずの湿疹が急に出てきて、大変な思いをすることもしばしばです。
ではなぜ冬になると、アトピー性皮膚炎が悪化したり、湿疹・肌荒れがひどくなったりするのでしょうか?
肌荒れやアトピーの悪化の原因は、冬になると空気が乾燥してしまうことが関係しているのではないか、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は、自律神経のバランスが崩れることに加えて、冬は総体的にエネルギーが減少するため、エネルギー不足によって体が冷え(低体温)、その冷えによってミトコンドリアが弱まり、免疫力が低下してしまうことが関係していると考えています。
冬のアトピー対策は、おなかとからだを芯までじっくり温めることが大切。
そのため、冬のアトピー悪化を防ぐために大切なことは、身体が慢性的なエネルギー不足に陥らないよう気をつけることだといえます。
したがって、前回の記事でも述べましたが、
- 何事も無理しない(いつもと同じように仕事をこなそうとしない)
- 体の冷えに要注意(厚着する・こまめにあたたまる)
- いつもより早めに寝る(夜更かしを避ける)
といったことが、エネルギーが不足しがちな冬に、エネルギーを温存するために重要になってきます。
また、アトピー性皮膚炎の場合は、ストレスなどが原因で冬でなくても低体温であることが多く、さらに、皮膚の炎症を治すのにエネルギーが使われているので、基本的にからだのエネルギーが足りていないと思われます。
それゆえ、冬場は、暖房器具を利用したり、熱いお風呂にじっくりと浸かったりして、おなか(内臓)とからだを芯までじっくり温めることも大切になってきます。
特に冷えによって腸をはじめとした内臓(おなか)の働きが鈍ると、便秘などが起こりやすくなり、アトピーが悪化しやすくなります。
冬のアトピー対策は遠赤外線ヒーターがオススメ。
さらに、遠赤外線ヒーターで体を芯まで温めることで病気予防という記事でも述べましたが、冬の寒さは油断ならず、激しい震えを感じたら、いっきにアトピーが悪化してしまう可能性がありますので、もし元気が出ないなどのエネルギー不足を感じたら、ぜひ朝起きた時や寝る前などに遠赤外線ヒーターでからだを温めるようにしてみてください。
ちなみに、遠赤外線とは、一般的に3μm~1000μmの波長領域の電磁波のことをいいますが、遠赤外線は、血液循環を活性化させ、新陳代謝を促すといわれているため、個人的にエアコンで温まるよりもオススメです。しかも遠赤外線にはデトックス作用もあるといいます。
こちらは山善の遠赤外線カーボンヒーター(DCT-J063)。コンパクトな設計ですので、それほど場所をとりません。就寝前と起床時、私はアトピーの悪化を防ぐために、この遠赤外線ヒーターでじっくりとからだとおなかを温めるようにしています。
以上ここまで、冬にアトピーが悪化したらお腹とからだを温めてみるのがオススメであるということについて述べてみました。アトピー性皮膚炎に悩まれている方は、冬は何事も無理せず、熱エネルギーによってこまめにからだとおなかを温めるようにして、エネルギー不足を補ってみてください。
ちなみに、アトピーを治していくために大切なこととして考えられるのは、シンプルに整理すると、以下のようになります。
- 腸内環境を改善する
- 血液をきれいにする
- 新陳代謝を良くする
そしてそのために具体的に必要なことは、以下のようなことだと思われます。
なお、アトピー性皮膚炎の症状に関しては、原因や症状についても個人差があるため、この記事の内容が、どなたにとっても100パーセント正しいわけではありません。そのため、この記事の内容は、アトピーを少しでも良くしていくための参考程度に止めておいていただければ幸いです。
また、この記事内容が少しでも、アトピー性皮膚炎に悩んでいる方の症状の改善のお役に立てれば、大変嬉しく思います。