太古からの栄養源「スピルリナ」の効果・効能とは?

免疫力

太古からの栄養源「スピルリナ」の効果・効能とは?

貴重な栄養源「スピルリナ」の効果・効能とは?

今回は、栄養豊富なスーパーフードとして注目されている「スピルリナ」を紹介していきたいと思います。

スピルリナは地球上に生命が現れた時から現在までずっと生き続けている微細藻類で、アルカリ性の環境の真水で育ちます。単細胞らせん状藍藻に属しており、「スピルリナ」という名前はらせん状の形状に由来しているといいます。

古代の藻やプランクトンなどの生命体は、他の生命の食糧源になってきましたが、スピルリナもそのひとつで、食物連鎖の基盤であり、また、始まりでもあります。また、中南米やアフリカでも、湖に自生するスピルリナが古くから貴重な栄養源として利用されてきました。

 

そのスピルリナには、生命にとって必要な、クロロフィル、タンパク質(アミノ酸)、ビタミン類、ミネラル類、必須脂肪酸、核酸、多糖類、抗酸化物質など、非常に多くの栄養素が含まれています。

そのため、栄養豊富なスピルリナはNASA(航空宇宙局)でも理想的な宇宙食として研究・開発されているほどです。

 

スピルリナに期待できる効果・効能

 

  • 抗酸化作用
  • アンチエイジング効果
  • ストレス対策
  • うつを予防する効果
  • 造血作用
  • 免疫力を高める効果
  • 炎症を抑える効果
  • アレルギーを抑える効果
  • 関節炎をやわらげる効果

 

スピルリナに含まれる栄養素・成分

ビタミン・・・β-カロテン(プロビタミンA)、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸

ミネラル・・・カルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リン、銅、マンガン、亜鉛、 コバルト、イオウ、クロム

アミノ酸・・・イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、 シスチン、チロシン、フェニールアラニン、スレオニン、 トリプトファン、パリン、ヒスチジン、アルギニン、アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン

その他の成分・・・リノール酸、γ-リノレン酸、イノシトール、SOD、食物繊維、多糖体、フィコシアニン、ゼアキサンチン、 クロロフィルa、核酸など

 

抗酸化物質が豊富なスピルリナ

抗酸化物質が豊富なスピルリナ

スピルリナの特徴としては、まず、抗酸化物質が豊富だということが挙げられます。

太古から存在していたスピルリナに含まれる抗酸化物質は、紫外線からDNAを守る目的で発生したとされているため、スピルリナを摂取すると、細胞レベルで紫外線から守られるようになるといいます。

また活性酸素(フリーラジカル)が激しい運動や過度のストレスによって増えすぎてしまうと、病気や老化が加速してしまいます。

 

しかしビタミンCやカロテノイド、ポリフェノールなどには、活性酸素による細胞のサビつきを防ぐ働きがあるため、抗酸化物質が多く含まれている食材を摂るようにすることは、老化を防ぐアンチエイジングや生活習慣病の予防につながります。

スピルリナには、ベータカロテン、クロロフィル、ゼアキサンチン、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)、スピルリナ特有の青色に起因するフィコシアニンなど、多種多様な抗酸化物質が含まれているとされています。

 

 

貴重なタンパク質源「スピルリナ」

貴重なタンパク質源「スピルリナ」

また、スピルリナはタンパク源として非常に優れているといえます。

スピルリナのタンパク質成分含有比は65~70%であるとされており、しかも、動物性のタンパク質より素早く吸収されるといわれているのです。

実はタンパク質は吸収率の問題があるため、肉や魚を食べても、すべてのタンパク質がアミノ酸として体内に吸収されるわけではありません。

さらに、動物由来のタンパク質は、その動物自体がどんな生育環境にあったのか、加工過程でどのような処理がなされたのか、ということが問題になるため、動物性食品からタンパク質を摂取しようとする場合、化学薬品やホルモン剤、抗生物質の課題が付随してきてしまいます。

そのため動物性食品だけからタンパク質を摂ろうとすると、健康に対して、(生産者をきちんと自分で選ばない限り)ある程度のリスクを背負うことになるのです。

 

したがって、タンパク質に関しては、アミノ酸として効率よく安全に吸収されることが、健康維持のために大切になってくるのですが、そういう意味では、スピルリナは、アミノ酸の摂取に効果的なスーパーフードだといえるのです。

なお、ほかにアミノ酸を効率的に摂れるスーパーフードには、ヘンプシード、ユーグレナ、ビーポーレンゴジベリーなどがあります。

 

スピルリナには免疫力を高める効果もある?

スピルリナには免疫力を高める効果もある?

それに加えて、スピルリナは免疫系に効果的だとされています。リビングフードのカリスマ、デイヴィッド・ウォルフ氏は『スーパーフード』のなかで、スピルリナが免疫系を支援することについてふれています。

 

 スピルリナは免疫系にとって効果的な強壮剤です。ヒト、マウス、ラット、ハムスター、鶏、七面鳥、猫と魚を使った科学的な研究では、食事にスピルリナを加えると免疫機能が一貫して高まりました。スピルリナはインターフェロンやインターロイキン等の抗体とサイトカインの増殖に寄与することで体液性、免疫系の生成が加速し、侵入する病原菌やウイルスから体は一段と保護されるようになります。

(デイヴィッド・ウォルフ『スーパーフード』 高城剛 監訳 医道の日本社 p145~146)

 

また、氏によればスピルリナは抗がん活性があるNK細胞の増殖も助けるといいます。

なぜスピルリナには免疫力を高める働きがあるのでしょうか? そのことにはどうやら、スピルリナに含まれる抗酸化物質であるβカロテンやフィコシアニン、LPSとして知られるリポ多糖の一種である複合糖類分子などが関係しているようです。

 

スピルリナでアレルギー緩和。

スピルリナでアレルギーを緩和。

それに加えて、スピルリナの鉄分が多く含むことや、造血作用があるクロロフィル、血液の生成を促進するとされるフィコシアニンなどを豊富に含むことが、血液の質を改善することにつながるといいます。また、貧血の緩和にも効果を発揮するとされています。

そのほか、スピルリナにはγ(ガンマ)‐リノレン酸(GLA)が含まれていることも注目に値します。

γリノレン酸は母乳や月見草、クロサスグリなどのごく限られた植物からしか摂取出来ない脂肪酸で、炎症性のプロスタグランジンやアラキドン酸代謝の生成を抑える働きをするとされています。

 

「アラキドン酸」は脳の発達に必要な脂肪酸だとされていますが、その一方でロイコトリエンやプロスタグランジン、トロンボキサンなどのホルモン様物質を生成すると言われています。そして、これらのホルモン様物質は体内で炎症を引き起こすため、かゆみやアレルギー症状の原因になると言われています。

デイビッド・ウォルフ氏はこのことに関して、「スピルリナはアレルギーを抑える作用が確認されていますが、GLAがそれに寄与している可能性があります」と述べており、「関節炎の炎症症状に対応する際に役立つ素晴らしいスーパーフード」だともしています。

 

そのため、アレルギーやアトピー性皮膚炎など、体内の慢性的な炎症に悩んでいる方は、スピルリナを一度試してみるのも良いかもしれません。

スピルリナの選び方・注意点とは?

スピルリナの選び方・注意点とは?

もしスピルリナを食生活に採り入れる場合は、スピルリナの粉末(パウダー)や錠剤がサプリメントとして多く販売されていますので、粉末状や錠剤のものから摂ることが手軽です。

しかし100%スピルリナのものもあれば、クロレラや他の食材を混ぜたものもありますので、成分をよく確認してから購入されることをおすすめします。

また、どのような場所でどのような方法によって生育したのか、スピルリナの生育環境や生産方法にもこだわることも、スピルリナを選ぶ際は大切です。

 

以上ここまで、太古からの栄養源であり、スーパーフードとしても注目の「スピルリナ」について述べてきました。栄養豊富なスピルリナの効果・効能に関心がある方は、サプリメントなどを利用して、スピルリナを毎日の健康生活に採り入れてみてはいかがでしょうか?

 

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

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