2023年という新しい一年の始まりは、いつもの生活習慣を変えて、今より少しだけ健康になってみることを目指してみませんか?
そういうわけで今回は、日々の生活習慣で今より健康になる秘訣について述べてみたいと思います。
つらいコロナ禍を経て、「健康」に関心を持たれている方は多くいらっしゃると思われますが、生活習慣で今より少し健康になる秘訣とは以下の通りです。
- 最初の目標設定を小さくする。
- 自分の現状の変化と未来のために必要なことだと認識する。
- 自分のために「やらなければいけない」ことだし「やりたい」ことでもあると思う。
健康的で幸福な毎日を送るためには、ダイエットやデトックス、アンチエイジングといった日頃の「習慣」というものが非常に大切であるように思います。そしてその「習慣」は食事や運動、睡眠など、日々のライフスタイルを形作るものでもあります。
当ブログでは、日々の健康維持や現代病・生活習慣病の予防、からだの不調の改善などのために、
などをこまめに行うことをオススメしていますが、これらのことを習慣化するのに最初からハードルを高く設定してしまうと、続けにくく途中で挫折してしまう可能性がでてきます。
つまり、ファスティング(断食)であれば、食事を1食抜くことがとてもつらいということであったり、マインドフルネス瞑想であれば、毎日1~2時間も瞑想をすることの重要性が分からず続けられないことであったりするのです。
新しいことは「小さな習慣」から始めてみれば続けやすい。
ですが、ほかの記事で取り上げた『小さな習慣』という本に書かれているように、新しいことを始める際に、
最初の目標設定をなるべく小さくする
ようにすれば長く続けやすいと思います。
ちなみに「小さな習慣」とは、スティーヴン・ガイズ氏の『小さな習慣』によれば、
- 「小さな習慣とは、あなたが新たな習慣にしたいと思っている行動を、もっともっと小さい形にしたもの」
- 「小さな習慣の基本は、こんなに簡単でいいの? と思うくらいの課題を自分に与え、それをほんのわずかな意志の力を使って実行するというもの」
のことです。
具体的には、たとえば、マインドフルネス瞑想や半日断食、ヨガなどを、ダイエットや健康のための新しい習慣として続けたいのならば、
- マインドフルネス瞑想・・・30分~1時間 → 1分~10分を目標に毎日続けてみる。
- 半日断食(ファスティング)・・・3食食べない → 1食を酵素ドリンクやにんじんリンゴジュースなどに置き換える。
- ヨガ・・・難しいポーズにチャレンジ → 伸ばす・ねじる・そる運動をゆっくりと身体を観察しながら行う。
といったようなやり方が考えられます。
習慣化にモチベーションは必要ない理由とは?
しかもこのような「小さな習慣」の実践に「モチベーション」は必要ありません。
もしマインドフルネス瞑想やヨガを毎日実践するのに、いちいち「モチベーション」が必要になるのであれば、実際のところ習慣化するのは難しくなります。
なぜなら、(私自身も経験があることですが)毎日の「習慣」を「モチベーション」に頼ってしまうと、「モチベーション」が上がらない日は、たとえ健康のためであっても、やる気自体が起こらないからです。
つまり、不確かである「モチベーション」に左右されてしまうことによって、元気な時や調子が良い時は積極的な気分になれますが、なんとなく体の調子が悪い日などは、運動や瞑想など、何かをやるきっかけをつかめなくなってしまうのです。
ですが、「小さな習慣」の実践には、「モチベーションはいらない」といっても、「わずかな意志の力」は必要になってきます。
この「わずかな意志の力とは、小さすぎて失敗できないような小さな習慣を実行に移してくれるほんのわずかな力」なのですが、「先に行動をとると、モチベーションがすぐにあとを追いかけて」くるのです。
すなわち、まず「わずかな意思の力」によって、「小さすぎて失敗できないような小さな習慣を実行に移して」しまえば、わざわざモチベーションを上げようとしなくても、すぐに「もっとやりたい」という気持ちが湧き起こってくるのです。
大事なのは、わずかな意志の力によって、とりあえず行動することなのです。
そして、最初はハードルが低い小さな習慣であっても、続けるうちに次第に成長していくことで、やがて本当の習慣に育てることもできるのです。
習慣化で大切なのは自分にとって続ける必要があるかどうか?
最後に何事も「習慣化」するには、自分でそれを行うことをが必要であると認識することが大切であるということについて述べたいと思います。
たとえばテレビや雑誌で、「~をすることが健康に良い」「~を食べる事がダイエットにいい」といった情報を知ったとしても、自分にとって特定の行動を習慣化する価値があると思えなければ、どんなに宣伝されていたとしても、末永く続けることは難しいと思われます。
その理由は、自分自身の主観からしてみれば、そのことを続ける必要性や必然性がそれほど無いからです。
しかしダイエットであれデトックスであれアンチエイジングであれ、誰か有名人やインフルエンサーがやっているのを真似るのではなく、自分の目標達成のために、どうしてもそのことをし続けることが必要であればあるほど、わざわざモチベーションを高めたり、習慣化しようと意識したりしなくても、当たり前のこととして続けられるようになります。
このことは例えば、生活するためにはお金を稼がなければならないから毎日働く、といったことや、午後5時まで仕事をこなすのに体がもたないから3時になったら必ずおやつを食べる、虫歯にならないように寝る前には必ず歯を磨く、といったことと同じなのです。
必要なこと・やりたいことだという「信念」に変われば勝手にやってしまう。
すなわち、それをやることが自分にとって必要だ、ということが「信念」になれば、そういうものだと思って毎日その時間になると勝手にやってしまうのですね。
そして、その習慣が自分にとって「やらなければならない」(have to)ことであると同時に、「やりたいこと」(want to)であれば、より続けやすいのです。
以上今回の記事では、いつもの生活習慣を変えて今より少しだけ健康になってみるための秘訣について述べてみました。
健康維持や病気予防、不調の改善のために、ダイエットやデトックスなどを行いたいと思っているけれど、なかなか長続きしない、という方は、ぜひ最初の目標設定をなるべく小さくする「小さな習慣」から始めてみてはいかがでしょうか?
生活習慣で今より少しだけ健康になるための秘訣。
- 最初の目標設定を小さくする。
- 自分の現状の変化と未来のために必要なことだと認識する。
- 自分のこれからのために「やらなければいけない」ことだし「やりたい」ことでもあると思えればベスト。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪