春がおとずれるたびに、メンタルが不調でこれからの生活に不安を感じることが多いということはありませんか?
今回は瞬間(いま)の自分は常にベストであり、大切なのは今生きている自分を安心させてあげる、ということについてです。
日本で生活していると、資本主義経済が行き詰まりを見せることで景気が停滞したり、国土をゆるがすような自然災害が頻発したりすることもあって、世の中が不安定な状況に置かれていると感じることが多いのではないでしょうか?
また、AIテクノロジーの台頭などといった時代の変化の境目に立っていることと関係なく、長い人生においては常に、何をやってもなかなかうまくいかない不運な日がしばしばあるかもしれません。
たとえば新生活が始まる春であれば、これから新しい環境でうまくやっていけるかとひどく不安になったり、慣れない環境に身を置くことで、何らかの失敗をしてしまい、落ち込んだりすることは多々あると思いますし、だんだん寒くなっていく秋の季節なども、体に冷えを感じるとともに、メンタルがどこか不安定になり、もの悲しく、未来に対してどこか不安な気分に陥ることも多いかもしれません。
自分が行なった行動・選択は、その時点ではつねにベスト。
しかし自分が行なった選択・行動は、どのような選択・行動であれ、そのときは成功するために行っているのです。
当たり前のことかもしれませんが、自分が選択・行動を行う時点では、自分が行った選択・行動が、結果的に失敗するか成功するかは、分かりません。
もし失敗したのだとしたら、その時点では、自分の行動・選択が失敗につながるということが分かっていなかったのです。
つまり、失敗したと分かってから、あの時の選択・行動は失敗だったと分かるのです。
失敗はその時点での認識不足によって起こるのであり、「失敗した」ということは、結局、後付けなのです。
そのため、自分の選択・行動は、常にベストなのです。
今の自分とはベストな選択・行動の積み重ね。
何らかの選択・行動を行う際は、その時点では、常にベストチョイスをしているのです。
ということは、今の自分とはベストな選択・行動の集積なのです。
どんな境遇にあろうと、今、ここにいる自分は常にベストなのです。
そして、もし自分の行動によって誰かが嫌な思いをし、そのことで「失敗した」と後で分かったとしたら、そのことは、自分の取った選択・行動を、より良いものに修正するためにあるのです(自分が望む未来と幸福のために)。
すなわち、これまでのすべての「失敗」したことにも、意味があるのであり、「失敗」とは成長のための「学び」なのです。
必要なのは責めることではなく、不安定になっている自分の心を安心させてあげること。
したがって重要なのは、必要以上に自分を否定したり責めたりすることではないのです。
そうではなく、マインドフルネス瞑想などを行い、ゆっくりと呼吸を観察しながら、「今の自分は大丈夫」、「いま生きていることが幸せ」だとあえて認識することで過去や未来にさまよっている意識を瞬間(いま)にフォーカスさせ、不安定になっている自分の心を安心させてあげることなのです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪