contents
当ブログでは令和の時代のヘルスケアについて考えていますが、今回は酵素サプリメントの正しい飲み方についてです。
前回の記事では、酵素サプリメントが病気の原因「消化不良」を防いで腸を健康にする、ということについて述べましたが、では、その酵素サプリメントはどのタイミングで飲むのが効果的なのでしょうか?
酵素サプリメントを効果的に飲むためのポイントは以下の通りです。
- 食前に服用する
- 熱いお湯と一緒には飲まない
- 良質な水と一緒に飲む
まず酵素サプリメントの基本は食べ物の消化を助けることですので食前に飲むことが最も効果的だと思われます。
よくレストランなどで食事をすると、メインディッシュの前に副菜としてサラダが出てきたり、サラダを注文したりすると思いますが、その理由は生野菜に含まれている酵素が食べ物の消化を助けてくれるからなのです。
それと同じで、消化の働きを助ける消化酵素が含まれている酵素サプリメントを食前に飲むようにすることで、これから胃に入ってくるたくさんの食べ物に対して消化の備えが出来るようになるというわけなのです。
もちろん、酵素サプリメントは食後に飲んでも効果はありますが、やはり食前に飲んでおいたほうが、これから行われる食事の消化に備えることが出来ますので、食後よりも食前に飲む方が酵素サプリメントの効果は発揮されやすいと考えられます。
酵素サプリメントを飲む時は、熱いお湯と一緒に飲まないようにする。
また酵素サプリメントを飲む際は、熱いお湯と一緒に飲まないようにすることが重要です。
なぜなら酵素は熱に弱い性質があり、48~50℃を超えてくると効果が失われてしまうからです。
そのため水と一緒に飲むことをおすすめしますが、その際、水道水ではなくミネラルウォーターや浄水器を通した水と一緒に飲むことが大切になってきます。
このように述べる理由は、水には、ビタミンやミネラルといった補酵素・捕因子を運ぶという大切な役割があるからです。
しかも、健康を維持していくためには、細胞には良質な水が常に行き渡っていなければなりません。
ところが、水道水の場合は、消毒のために塩素などを使っているため、細胞を酸化(サビつきや老化の原因)させてしまうのです。
それに加え、水の代わりにスポーツドリンクや市販のジュースと一緒に飲むこともオススメできません。
その理由は、市販の飲料には砂糖や果糖ブドウ糖液糖などが入っているため、酵素サプリメントでせっかく消化酵素を補給しても、それらの糖分を分解するのに酵素を消耗してしまうからです。
酵素サプリメントに副作用は無し。ただし正しい用法・用量を守ることは必要
ここまで、酵素サプリメントを飲むタイミングと効果的な飲み方について述べてみましたが、酵素サプリメントは食間に飲むことで、消化されずに体内に溜まっている余剰物が分解され、そのことがデトックス(毒出し)にもつながってくることも考えられますので、熱いお湯やスポーツドリンクなどと一緒に飲まないようにすること以外には、特に難しい決まりはありません。
また酵素サプリメントに含まれている消化酵素自体には副作用はないとされています。
ただし、ご自身が飲まれている酵素サプリメントのパッケージに書かれている注意書きをよく読んで、正しい用法・用量を守ることは必要です。
そのほか、毎日1日1回と決めている場合でも、付き合いなどでいつもより食べ過ぎてしまった場合には、酵素サプリメントを飲んで消化不良を防ぐようにすることも、腸内環境の悪化を防ぐために大切です。
以上が、酵素サプリメントの正しい飲み方についてです。