ブッダの思考法で『反応しない練習』を実践。

ブッダ/仏教

いまこそブッダの智慧で『反応しない練習』を実践。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

長引くコロナ禍のいまこそ、SNSなどによる特定の情報でイライラしないようにするために、ブッダの智慧で「反応しない」練習を始めてみませんか?

 

現代の情報社会やコロナ禍の「インフォデミック」においては、事実の確認が自分では難しいインターネットやSNSでの情報や誹謗中傷に対して、つい、イラッとしたり、ムカッときたり、カチンときたり、落ち込んだりすることが多々あると思います。

また、日々の生活において、家族や友人との間でイヤなことがあってイライラしたり、仕事や恋愛などがうまくいかなくてモヤモヤしたりすることは多いと思います。

そういうわけで今回は、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著 KADOKAWA)という一冊を、心の健康と幸福のために紹介したいと思います。

 

宗派や伝統に属さない出家僧である草薙龍瞬氏の、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』では、ついイライラしてしまったり、モヤモヤしたりする時に役立つブッダの思考法が、毎日の実践のために分かりやすくまとめられています。

 

著者の草薙龍瞬氏は、本書『反応しない練習』のなかで、

  • 「「仏教=ブッダの教えとは、「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法」のこと」
  • 「ブッダの教えとは「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」のこと」

だとしているのです。

 

ブッダの思考法を正しく理解し実践すれば、心の悩みや苦しみを減らせる。

ブッダの思考法を正しく理解し実践すれば、悩みや苦しみから自由になれる。

しかしながら普段から「仏教」や「ブッダ(お釈迦さま)」に関心がない方は、「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法」をブッダが説いたからといって、あまりピンとこないかもしれません。

また「仏教」と聞いただけで、「宗教」という言葉を連想し、どこか怪しいと感じて、つい敬遠してしまう気持ちが生じるかもしれません。

ところが、近年流行りの「マインドフルネス」の源流であるブッダの思考法は、きちんと正しく理解し実践すれば、本当に悩みや苦悩から自由になれるのです。

 

「ブッダの教え」である、「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」とは、具体的には、

  • 「①心の反応を見ること」
  • 「②合理的に考えること」

だと草薙氏はしています。

 

そして、ブッダの考え方を、「反応する前に、まず理解する」ということだとし、以下のようにまとめています。

 

〇悩みの原因は〝心の反応〟である。

〇〝心の反応〟の背景には、〝求める心〟や〝七つの欲求〟(特に承認欲)がある。

〇心の状態をよく理解するには――①言葉で確認する、②感覚を意識する、③貪欲・怒り・妄想の三つに分類する。

(『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』 草薙龍瞬 著 p46)

 

ブッダの教えとは、心の状態の瞬間瞬間を観察すること。

ブッダの教えとは、心の状態の瞬間瞬間を観察すること。

日々の生活のなかで生じる悩みや苦しみ、イライラなどから自由になれる方法があるということを聞いたとしても、情報が多過ぎて何が正しいのか分からない現代社会においては、どうしても「胡散臭い」と思ってしまうことは確かであると思います。

ですが、ブッダの思考法に関しては、「あの世」や「霊魂」について語ることで一般的に胡散臭い印象を持たれてしまう「占い」や「オカルト」とは無縁であることは、きちんと説明しておかなければなりません。

 

ブッダの教えとは、心の状態の瞬間瞬間を個人的な判断や主観を交えずに、冷静に観察していくことであるため、本当にあるかどうか確かめることができない対象について語ったり、思考を停止し、見えない世界と同調することで気持ちよくなったりすることが目的ではないのです。

また、自分で確かめもせずに、ブッダの考え方を100パーセント正しいと妄信することは、ブッダの教えに反しています。

 

すなわち、ブッダの教えが真理であるかどうかは、誰かが言ったから正しいとするのではなく、自分自身で確かめなければならないのです。

 

心を扱う多くの世界では、「確かめようのない」内容を真理として説きます。宗教も、オカルトも、占いも、「仏教」とひとくくりに呼ばれている思想の中にも、それはあります。

しかしブッダの思考法――おそらくかつて実在したブッダ自身の立場――は、「確かめようのないこと」は、最初から取り上げません。

(『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』 草薙龍瞬 著 p133)

 

本書で「反応しない練習」を始めてみる。

本書で「反応しない練習」を始めてみる。

ところで日本の「仏教」には様々な宗派がありますが、残念なことに、中国経由で日本に伝わった大乗仏教においては、ブッダの思考法が正確に伝えられているとは限りませんし、その教えを実践するための、気づきの瞑想法であるヴィパッサナー瞑想は、日本人の生活にほとんど浸透していません。

 

しかし、『反応しない練習』では、ブッダの思考法や考え方、苦しみや悩みが生じる原因について書かれているため、仏教についての専門的な知識がなくても、興味深く読むことができます。

もちろん、人は誰でも基本的に、自分自身の考え方や生じてくる思い、妄想にとらわれてしまうため、常に瞬間瞬間を冷静に観察するブッダの思考法を常に実践するのは簡単ではありません。

正直なところ、ブッダの思考法は、シンプルで洗練されているがゆえに、頭でっかちな脳化社会に生きている現代人ほど、「本当に効果があるのか」など、いろいろと頭で考えてしまって、実践し続けるのは難しいのです。

 

ですが、他人の言動やSNSでの情報などの刺激に対して、自分の心の状態をよく理解・観察し、すぐに「反応しない練習」をするためのきっかけにしてみるのは大変オススメです。

たとえば、草薙氏は、

 

 人がなぜいつまでも悩みを抜けられないかといえば、「自分の心が見えない」からです。

たとえば、あなたが心に「モヤモヤ」を抱えているとします。もし「心の状態を見る」という発想を知らないと、その霧が晴れない状態をいつまでも続きます。

そこでブッダに倣って、心に「貪欲」「怒り」「妄想」の、どれが存在するのか、観察してみます。「欲が働いている」「怒りを感じている」「これは妄想である」という具合です(たいてい三つともあったりします)。

それだけでも「モヤモヤ」は晴れていったりします。そのときあなたが実践しているのが、本来の仏教――「心を浄化する修行」なのです。

 

と述べていますが、毎日の生活のなかで「イラっと」することがあっても、「①言葉で確認する、②感覚を意識する、③貪欲・怒り・妄想の三つに分類する」ことで「ムダな反応をしない」ようにすれば、日頃のストレスや心の悩み苦しみが大きくなるのを防ぐことが出来るのです。

このことはブッダの教えにあるとおり、「第一の矢」は受けても(イラっとすることは心の働きとして仕方がない)、「第二の矢」は受けない(だけどあえて無駄な反応をしない)ということです。

 

以上ここまで、『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬 著 KADOKAWA)という一冊を取り上げてみました。

もし『反応しない練習』を読んで仏教に関心をもったら、そこからブッダの思考法や智慧、原始仏教の考え方を本格的に学んでみるのも善いと思います。

また、『反応しない練習』は、コロナ禍における、真偽の判定が難しい新型コロナウイルスについての情報に対して、鵜呑みにせず、冷静に対処するのにも有効であるように思います(自分で確認できないものは信じない)。

 

ブッダの考え方とは、悩みがあるという〝現実〟を見すえて、その〝原因〟を理解して、解決への〝方法〟を実践しようという、最先端の医学にも似た明快な処方箋なのです。

(『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』 草薙龍瞬 著 p20)

 

原始仏教には、多くの人が「仏教」という言葉から連想するような〝宗教〟的な内容とはまったく異なる、実用的で、合理的な、現代にも使える「考え方」があふれています。

(『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』 草薙龍瞬 著 p5)

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪

 

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(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

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