今回はサジージュースによる冬の低体温対策についてです。
サジー(シーベリー・シーバックソーン)とは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物のことですが、このサジーの果実には、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、不飽和脂肪酸、ポリフェノール、SOD酵素、有機酸、植物ステロール、食物繊維など、200種類以上もの栄養素が含まれているとされています。
また、サジーは歴史ある植物であるため、古くはギリシャ神話やインドの伝統医学アーユルーヴェーダのなかでも言及されています。
そのため、サジーが含まれている「サジージュース」を飲むだけでたくさんの栄養素が一度に摂れてしまうのですが、特にサジーには健康や美容や美肌に対しての嬉しい効果だけではなく、体温をアップさせる効果も期待できるようです。
日本サジー協会(「サジーを飲むと体温が上がる?」 ― Japan Seabuckthorn Association 日本サジー協会)のウェブサイトによると、サジージュース飲用後、10分おきに60分間、被験者の体温を計ったところ、個人差はあるものの、最大で0.8度上昇した人もいたそうです。また、「スタート時より1時間以上高い体温を維持し、しばらく持続しような様子」だったといいます。
このサジーの体温を上昇させる効果は、高山や砂漠など、寒暖の差が激しい地域でも育つことができる、生命力の強い植物だとされていることと、どこか関係しているのかもしれません。
以前の記事でも述べたことですが、厳しい寒さの冬を乗り越えるためには、エネルギー不足による低体温を避けることが何よりも大事だと思われます。
こちらは初めての方にオススメな豊潤サジー。
もし栄養豊富なサジージュースを飲むことで、体温がアップするならば、冬にサジーはオススメなのです。
(なお、サジーはけっこう酸味が気になるので、サジージュースが飲みにくいという方は、ハチミツを足してみるのがオススメです)。