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「ヴィーラバッドラーサナⅡ」は、サンスクリット語で「戦士のポーズ2」を意味する代表的な立位のアーサナであり、安定感と集中力を養い、下半身の強さと体幹のバランスを整えてくれます。
このポーズはミトコンドリアを増やすのに大変オススメです。
ヴィーラバッドラーサナⅡ(戦士のポーズ2)のやり方
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立ち姿勢(タダーサナ)から始める。
両足を大きく開きます(およそ1〜1.2メートル程度)。
両腕を床と平行に左右に広げて、手のひらを下に。 -
右足を外側(90度)に、左足をやや内側(15度程度)に向ける。
右かかとと左の土踏まずが一直線上に並ぶように。 -
骨盤を横に開き、腰は正面ではなく側方に向ける。
背骨はまっすぐ伸ばし、胸を開くようにします。 -
右膝をゆっくり曲げる。
膝が足首の真上にくるまで曲げ、すねが垂直になるように。
膝が内側に入らないよう注意。 -
両腕を左右にまっすぐ伸ばし、肩の力を抜く。
指先までエネルギーを感じながら、視線は右手の先へ。 -
呼吸を整えて、20〜30秒ほどキープ。
背骨は長く、呼吸は深く穏やかに。
吸う息で胸を開き、吐く息で足裏で大地を押すように意識します。 -
反対側も同様に行う。

🔹ポイントと効果
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下半身強化: 大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋をバランスよく使う。
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体幹安定: 腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルが働く。
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集中力向上: 視線(ドリシュティ)を定めることで精神が安定。
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胸を開く効果: 呼吸が深くなり、自律神経のバランスが整う。
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ミトコンドリア活性化(生理学的観点):
下半身の持久筋(赤筋)を多く使うことで、筋内のミトコンドリアが刺激され、
エネルギー代謝と酸素利用効率が高まります。
ミトコンドリア活性との関係

1. ミトコンドリアを多く含む筋群を強く使う
ヴィーラバッドラーサナⅡでは特に、
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大腿四頭筋(前もも)
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ハムストリングス(もも裏)
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臀筋群(お尻)
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腸腰筋(股関節の深部)
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体幹のインナーマッスル(多裂筋・腹横筋など)
が長時間にわたって静的に収縮します。
これらは「遅筋(赤筋)」の割合が多く、ミトコンドリアを非常に多く含む筋繊維です。
つまりこのポーズは、持続的な酸化的代謝を必要とする筋群を刺激することで、ミトコンドリアの活動量を増やします。
2. 酸素供給の最適化
胸を開いて、肩甲骨を引き下げながら深い呼吸を維持することで、横隔膜と肋間筋が拡張し、肺換気が効率化されます。
その結果、細胞レベルでの酸素供給が改善し、ミトコンドリアがATP(エネルギー)を生成する酸化的リン酸化が促進されます(吸う息で酸素を取り込み、吐く息で老廃物(CO₂)を排出し、細胞の“燃焼効率”を高める構造です)。
3. 血流と代謝酵素の活性化
ポーズ中は下半身の筋ポンプ作用により、血液循環が促進されます。
これにより、
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酸素・栄養素(脂肪酸・グルコースなど)の供給
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代謝産物(乳酸など)の除去
が効率化し、ミトコンドリア内の代謝酵素(TCA回路・電子伝達系)が活性化します。
4. 自律神経・ストレス軸の調整
ヴィーラバッドラーサナⅡでは「静的な緊張」と「内的静寂」のバランスが取れます。この状態は、副交感神経の働きを高め、コルチゾール(ストレスホルモン)を低減させます。
結果として、慢性ストレスによるミトコンドリア機能低下を防ぎ、エネルギー生産の質が改善されます。
5. 長期的な効果(ミトコンドリア新生)
定期的にこのようなアーサナを行うことで、AMPKやPGC-1αといった「ミトコンドリア新生シグナル」が活性化し、新しいミトコンドリアが細胞内に増えます。
これは「ヨガ的筋持久運動」=分子レベルでの細胞再生刺激と考えることができます。
ぜひ、ヨガのヴィーラバッドラーサナⅡでミトコンドリアを最適化してみてください。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!(^^)!
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