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今回は、アーシングの効果が慢性炎症をやわらげるわけについてです。
「アーシング」とは、簡単に言えば、裸足になって、大地に直接触れることで、からだに溜まった静電気を体外に放出することです。また、それと同時に地球から電気エネルギーをもらうことでもあります。
そのため、アーシングは直接肌を大地につけるだけで出来るアーシングは、お金をかけずに実践できる究極の健康法の一つだといえます。
しかしアーシングに欠点がひとつだけあるとしたら、2、3分、直接土に触れただけでアーシングしたつもりになるのではなく、30分程度を目安に、なるべく毎日続けた方が、より効果が発揮されるという点です。
つまり、アーシングによって真の健康を実現するためには、末永い健康と病気予防のためにずっと継続していこうという、自分の気持ちや意志が非常に大切になってくるのです。
アーシングが慢性炎症の改善に効果的なわけ。
そして、このアーシングを行うことは、地球の大地からエネルギーをもらうことで慢性炎症を改善してくのに大変効果的だと思われます。
「慢性炎症」については以前の記事で取り上げましたが、がんやアトピー、認知症だけではなく、肥満や糖尿病、動脈硬化などの心血管病など、「生活習慣病」と呼ばれるものの多くは、一時的に患部が熱をもったり腫れたりする「急性炎症」ではなく、炎症が止むことなくジリジリ・ダラダラと続く「慢性炎症」が関わっていると考えられます。
私自身、アーシングの効果を体験済みですが、アーシングを長時間行うと、体内で暴れている「フリーラジカル(活性酸素)」が安定することで、ストレスが低減され、イライラも解消されていきます。
そしてそのことが、慢性的な炎症を軽減することにもつながっていくと考えられるのです。すなわち、慢性炎症対策として重要なのはストレスを減らすことなのです。
したがって、もし慢性的な炎症に悩まされているという方は、試しに、しばらくの間、自宅の庭や、芝生のうえ、砂浜、野原など、大地につながっている地面に素足で立ったり、歩いたりしてみると良いかもしれません。
フリーラジカルと慢性炎症の関係とは?
また、慢性炎症とアーシングの関係性についてより詳しく知りたいという方は、ヒカルランドという出版社から出ている『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実! 』(エハン・デラヴィ・愛知ソニア 共訳)という本に詳しく書かれていますので、一読してみることをオススメします。
慢性炎症とは、炎症部分でその活動が止まらず、発展し続けることを意味します。
組織の損傷と治癒の刺激を同時に受けることになりますが、有害なフリーラジカルが周囲の健康な組織を侵略していくのです。そのような破壊が持続すると、深刻に傷つけることがあります。
フリーラジカルは、免疫反応に最も大きな影響を及ぼすのですが、炎症がおさまったあとでも現象しない場合は問題が生じます。健康な細胞を脅かすことになります。
(中略)
通常、炎症は人間が地面との接触を失ったことから急増したと、私たちは信じています。
体内で暴れまくるフリーラジカルを抑えきれない電子欠乏状態が、人々を苦しめているのです。
フリーラジカルは、損傷部分に隣接した健康な組織を攻撃し続け、悪循環をどんどん拡大させていきます。やむことのない攻撃モードは、慢性炎症として現れる自己免疫疾患を起こさせます。免疫システムは狂い、つまり、主であるあなた自身を攻撃するようになります。
(『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実! 』 エハン・デラヴィ・愛知ソニア 共訳 ヒカルランド p106)
遠い昔から人間は土の上を歩き、立ち、座ったり、眠ったりしていますが、そのような単純な接触方法によって自然の電気的シグナルが体中に転送されるということを知らないでいました。
(中略)
私たちはみな、電気的な惑星で電気的な機能を備えて生きています。私たち一人一人の何兆もの細胞は、生化学的に反応するプログラムによって絶えずエネルギーを送受信しているダイナミックな電気回路の集合なのです。
(『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実! 』 エハン・デラヴィ・愛知ソニア 共訳 ヒカルランド p38~39)
アーシングは1日最低30分を目安に毎日行うのが理想的。
特に濡れた地面や海辺などを歩いた方が、電気が流れやすくなるために、よりアーシングに効果的だとされていますが、裸足で歩く際は、木の枝を踏んでケガしたり、虫などに刺されたりしないように、地面をよく観察しながら、なるべく歩きやすい土の上を選ぶことをオススメします。
ちなみにこのアーシングは、より効果を感じるためには、出来れば1日最低30分を目安に、毎日行うのが理想的ですが、忙しくてなかなか暇を見つけられない方は、1日に10分程度、週に数回行うだけでも、全く行わないよりは、日頃のストレスなどが解消され、気分もスッキリすると思います。
しかし、アーシングを習慣的に行う場合、体調が変化するため、病気のために医師から薬を処方されているという方に限っては、医師に相談することが必要になってきます。
アーシングの実践によって特に期待できる効果
- ストレス解消・リラックス効果
- 熟睡効果(不眠症の解消)
- 抗炎症作用
アーシングによって改善される可能性がある病気・症状
など。
以上ここまで、アーシングが慢性炎症をやわらげる理由について述べてきましたが、アーシングは、条件によっては、専用のマットを買ったり、導電性のあるアーシングマットや金属板などを自分で調達したりして、屋外の庭にアーシング用に刺したアース棒と銅線などで接続すれば、部屋のなかでも簡単に行うことができます(詳しくはこちら)。
そのため、屋内にいることが多い方は、室内でのアーシングも、慢性炎症をやわらげるためにぜひ試してみてください。
こちらは屋内で使えるアーシングマット。