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今回はココナッツオイル効果でダイエットを成功させる方法についてです。
ココナッツオイルをダイエットに利用するためのポイントは、以下の通りです。
- ご飯やパンなどのデンプン質を減らす代わりに、エネルギー源としてココナッツオイルを摂るようにする。ただし糖質をゼロにするのではなく、ハチミツや果物、黒砂糖などからしっかりと糖を摂取する。
- 炒め物などをする際、肥満の原因になるサラダ油・植物油の代わりにココナッツオイルを利用する。
世界中のモデルやセレブといった人々が愛用しているココナッツオイルはダイエットに効果的であることはよく知られています。
また近年は、コーヒーにココナッツオイルを溶かして飲むなどのココナッツオイルダイエットが流行っているといいます。
では、なぜココナッツオイルがダイエットに効果的なのかといえば、それはココナッツオイルの大半を占めている「中鎖脂肪酸」が代謝を高め、エネルギーに代わりやすく、余計な脂肪になりにくいからです。
このココナッツオイルの中鎖脂肪酸がもたらしてくれるダイエット効果について、『ココナッツオイル健康法』のブルース・ファイフ氏は以下のように述べています。
(略)ココナッツオイルをとると、体はそれを体脂肪として保存せず、即座にそれをエネルギーに変えるのだ。だから、体脂肪に変換されることなく食べられる量は、ココナッツオイルのほうがほかの油よりもずっと多い。摂取する長鎖脂肪酸を中鎖脂肪酸に替えると、体重増加が抑えられ、脂肪沈着が減少することは、動物や人間を対象とした数々の研究で実証されている。
(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』三木直子 訳 p173)
ココナッツオイルを食べていれば、勝手に痩せるわけではない。
このようにココナッツオイルを日頃の食生活に採り入れると、エネルギーが燃焼されやすい、痩せやすい体になると考えられるのです。
しかし勘違いしてはいけないのは、ココナッツオイルを食べていれば、勝手にダイエットに成功して痩せるということです。
ブルース・ファイフ氏も「食事にココナッツオイルを加えるのは、余分な体脂肪を減らす非常に良い方法だ。ただし忘れてはならないのは、ココナッツオイルが代謝を加速させるとしても、食べすぎればやはり体重は増えるということだ」と述べています。
したがって、ココナッツオイルをダイエットのために食生活に採り入れる場合は、いつもの食べている量のご飯やパンに加えるのではなく、ご飯やパンを食べる量(でんぷん質)を減らし、代わりにココナッツオイルをエネルギー源として利用すると効果的だと考えられます。
サラダ油・植物油をココナッツオイルに置き換えてみることもダイエットに効果的。
ただし、ご飯やパンを減らすといっても、極端な糖質制限を行ってしまうと、糖による代謝がストップしますので、ゆるやかな糖質制限を行い、ハチミツや果物、黒砂糖などからしっかりと糖を摂取することも大切です。
(ちなみに、「ココナッツオイルダイエット」というと、ココナッツオイルの中鎖脂肪酸が、糖質をカットすることで作られるケトン体の材料になるという説明がなされていますが、糖質の摂取量をゼロに近づけることで痩せる「ケトン体ダイエット」は、からだにとってはストレス状態(エネルギーの基本である糖が不足することで起きる非常事態)だという考えから、当ブログでは推奨しません)。
また調理をする際に使用しているサラダ油・植物油を、ココナッツオイルに置き換えてみることもダイエットに効果的だと考えられます。
サラダ油・植物油(不飽和脂肪酸・プーファ)は、過剰摂取すると肥満の原因になりやすいと考えられていますので、炒め物をする際は、飽和脂肪酸のココナッツオイルやバターなどを使うようにしてみると、ダイエットや健康維持のために効果的だと思われるのです。
以上ここまで、ココナッツオイル効果でダイエットを成功させる方法について述べてきましたが、ココナッツオイルをダイエットに利用するためのポイントは、以下の通りです。
- ご飯やパンなどのデンプン質を減らす代わりに、エネルギー源としてココナッツオイルを摂るようにする。ただし糖質をゼロにするのではなく、ハチミツや果物、黒砂糖などからしっかりと糖を摂取する。
- 炒め物などをする際、サラダ油・植物油の代わりにココナッツオイルを利用する。
そのほか、ココナッツオイルによって細胞内のミトコンドリアの量が増えることが、ダイエットを成功しやすくするといいますから(参考 NHK BS「美と若さの新常識~カラダのヒミツ~」)、ココナッツオイルのダイエット効果が気になる方は、以上の2点に気をつけながら、ぜひココナッツオイルの摂取を習慣化してみてはいかがでしょうか?
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