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当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はジャラハニーの殺菌・抗菌効果が注目なわけについてです。
西オーストラリアのハチミツである「ジャラハニー」には、健康に対する様々な効果・効能が期待できますが、ジャラハニーの代表的な効果は、殺菌・抗菌効果だと思われます。
一般的なはちみつにも殺菌効果がありますが、ジャラハニーの強い殺菌作用は、たとえば、切り傷などの軽い怪我を負ったとしても、患部に直接塗ることで治りを早めることも出来るといいますし、また、お湯に溶かして飲めば、喉の痛みやせきをやわらげ、口内炎などの炎症も抑える消炎作用もあるそうです。
さらに、ピロリ菌、ガンジタ菌、黄色状ブドウ球菌などの抑制に効果があるとされています。
ジャラハニーの天然の抗菌力は「TA」で示される。
このあたりのことは、ニュージーランドのハチミツである「マヌカハニー」とほぼ同様ですが、ジャラハニーの天然の抗菌力は、マヌカハニーと違い、主に「トータル・アクティビティー(TA)」という単位で表されています。
そのトータル・アクティビティー(TA)とは、消毒液として使用されるフェノール液と比較して、どのくらい抗菌力があるかをパーセンテージで表示した数値のことです。
オーストラリアのオーガニック基準で非加熱が原則のジャラハニーは、完全無農薬の「アクティブ・ジャラハニー」という名称で販売されていることが多いですが、ラベルには、
- 「TA20+」
- 「TA30+」
- 「TA35+」
といったトータル・アクティビティーの数値が表示されています。そして、この値が高くなるにつれて、殺菌・抗菌作用の力も上がっていきます。
その一方で、殺菌作用が強いハチミツとして有名な「マヌカハニー」は、「MGO」や「UMF」という数値で表されます。
ジャラハニーの殺菌力は主に過酸化水素による。
では、なぜジャラハニーは、殺菌力を示すために「TA」という値が用いられるのでしょうか?
その理由は、マヌカハニーは特有の殺菌成分であるメチルグリオキサールの含有量によって、「MGO」や「UMF」の値が決められるからです。
一方、ジャラハニーの抗菌活性レベルは、メチルグリオキサールというよりも、過酸化水素の量によって決まってくるのです。
つまり、ジャラハニーには、マヌカハニーと同様、メチルグリオキサールが含まれている場合もありますが、ジャラハニーの殺菌力や抗菌作用は、主に、一般的なハチミツと同様、過酸化水素によるものなのです。
しかし、「TA30+」などの値が示されているジャラハニーには、一般的なハチミツよりも格段に強い殺菌力や抗菌作用があるとされているのです。
以上、ここまでジャラハニーの殺菌効果・抗菌作用について述べてきましたが、ジャラハニーの殺菌・抗菌効果は、喉のイガイガをやわらげたり、お肌に塗ることで、菌のバランスを整え、皮膚の炎症を改善していくことや美肌の実現などに役立ってくれると考えられるのです。