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当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はミトコンドリアが免疫力アップに関係しているワケについてです。
ミトコンドリアが免疫力のアップになぜ関係してるのでしょうか?
その理由は、ミトコンドリアが生命力の中心的な役割を果たしているからです。
つまり、生命力の中心的な役割を果たしているミトコンドリアの機能が、活性酸素など何らかの原因によって低下することが、免疫力の低下を意味するのです。
そして、免疫力が低下することで、その結果、様々な病気が引き起こされるようになると考えられるのです。
「ミトコンドリア」とは体の細胞のなかで呼吸している小さな器官のことであり、人間の細胞およそ60兆個のなかにミトコンドリアは数百~千個も存在しているのです。
そのミトコンドリアと免疫力の関係について述べられているのは、『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』の著者である西原克成博士です。
西原克成博士は、『免疫力を高める生活』や『究極の免疫力』のなかで、
- 「ミトコンドリアは、酸素呼吸をする生物には必要不可欠なもので、ほとんどの細胞のなかに含まれていて、生体の活動に必要なエネルギーを作り出しています」
- 「免疫システムの正体は、細胞レベルの消化という<吸収・代謝・同化・異化・貯蔵・排出>と、リモデリングによる再生という生命力の一連の生体反応のこと」
- 「免疫力=細胞の消化・再生力、つまり細胞の生命力」
であると述べています。
そして、「病気や老化は、その消化・再生力の衰えが原因」であるとしています。
免疫力の中心はミトコンドリア
これはどういうことかといえば、免疫力が細胞の活発な新陳代謝や滞りのないエネルギーの流れと深く関わっているということです。
つまり、細胞の新陳代謝(リモデリング)がスムーズに行われている状態の時が、もっとも細胞の生命力=免疫力が高まるのだと考えられるのです。
そして、細胞の生命力=免疫力の中心は先程も述べたように、ミトコンドリアなのです。
免疫力低下の原因はミトコンドリアの働きが鈍くなってしまうこと。
したがって、免疫力が低下する原因は、細胞内のミトコンドリアの働きが、増えすぎた活性酸素などによって鈍くなってしまうことだと考えられます。
ミトコンドリアは細胞内で酸素やビタミン、ミネラルなどの栄養素を血液中から採り込み、「ATP(アデノシン三リン酸)」と呼ばれるエネルギー通貨を作り出しています。
このエネルギーによって人間は体温の維持や筋肉の収縮、神経活動など、大事な生命活動を営んでいます。
また、ミトコンドリアはヒトの体の細胞の新陳代謝を行うという重要な役割を果たしています。そのため、ミトコンドリアは細胞の新しく生まれ変わる力に関わっており、ミトコンドリアの働きが阻害されてしまうと、それだけ細胞の成長や新陳代謝が妨げられてしまいます。
しかも、ミトコンドリアは細胞が体内の有毒物質を消化する働きにも関わっているため、ミトコンドリアの機能が弱まると、そのぶん免疫力も下がって病気になりやすくなると考えられるのです。
ミトコンドリアの働きの障害となる要素としては、ビタミンやミネラルなどの栄養素の過不足、血液中に侵入したウイルスや細菌、人間にとって不適当な外部からの重力や気圧、温度、さらに、ストレスや過剰な紫外線、激しい運動などによって生じる活性酸素などが挙げられます(参考 西原克成『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』)。
ミトコンドリアが元気になれば免疫力は高まる。
したがって、もしミトコンドリアの働きに障害が起こると、スムーズに細胞の新陳代謝が行なわれなくなり、老化が早まったり、病気になりやすくなったりすると考えられます。
そのため、栄養の過不足を避けたり、鼻呼吸を徹底することで細菌やウイルスの侵入を防いだりすることや、必要以上のストレスによって活性酸素が発生するような状況を回避したりすることで、ミトコンドリアの働きを阻害しないようにすることも、免疫力の低下を防ぐための手段だといえます。
すなわちミトコンドリアが元気になるような生活を送るよう心がければ、自然と免疫力も高まってくると考えられるのであり、免疫力アップのために大切なのは日々の生活習慣なのです。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪
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