contents
59種類もの栄養を含み、さらに栄養素の吸収率が高いユーグレナは、日頃の現代食による栄養不足を補うためにオススメのスーパーフードであることをご存じですか?
この記事では、59種類もの栄養が含まれている石垣島のユーグレナの効果が現代食の栄養不足を補うために最適であるということについて述べていきたいと思います。
このユーグレナ(ミドリムシ)には、ビタミン類9種、ミネラル類14種、アミノ酸18種、DHAやEPAといった不飽和脂肪酸など、59種類にも及ぶ栄養素が含まれているといわれています。
またユーグレナには「パラミロン」と呼ばれる、食物繊維のような働きをする特有の成分も含まれているのですが、この「パラミロン」は乳酸菌の働きを活性化したり、腸管の免疫機能を高めたりするとされているため、腸内環境の改善に効果的だといわれています。
さらに、この「パラミロン」には毒素を吸着して体外に排出するデトックス効果もあるとされています。
しかも、ユーグレナには細胞壁がないために、野菜などよりも栄養素の吸収率が格段に高いという特徴もあるのです。
ユーグレナなら体に必要な栄養素を効率的に吸収することができる。
一般的な野菜であれば、堅い細胞壁があるため、消化しにくいのですが、細胞壁が無いユーグレナは、消化率が高く、特にタンパク質の消化率はおよそ93.1%だと言われています。
実は私たちは食べ物を食べたとしても、食べ物に含まれている栄養素が全てきちんと体内に吸収されることはありません。その理由は、腸内環境の状態が悪化していれば、栄養素は吸収されにくくなりますし、腸内細菌をはじめとした、体内に生息する微生物の存在も、栄養素の吸収や代謝に関わっています。
ところがユーグレナ(ミドリムシ)には、からだに必要な栄養素を体内に効率的に吸収することができるというメリットがあるのです。
したがって、ユーグレナは、栄養素を効率よく吸収するという点においては、スーパーフードのなかでも非常に優れているだと言えるのです。
もちろん、ユーグレナを摂取するだけで1日に必要な栄養素が全てまかなえるわけではありませんが、石垣島のスーパーフードである「ユーグレナ」を普段の食事にプラスして摂るようにすることは、日頃の現代食による栄養不足を補うのに効果的なのです。
ちなみにユーグレナの栄養効果は近年、メディアでも注目されるようになり、現在は多くのメーカーからユーグレナを配合した食品やサプリメントが販売されていますので、ユーグレナのサプリメントを購入する際は、自分自身が納得できる品質のものを選ぶと良いと思われます。
ユーグレナに含まれる栄養素・成分
☆ビタミン類・・・α-カロテン、β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK1、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸
◎ミネラル類・・・マンガン、銅、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、ナトリウム
☆アミノ酸類・・・バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン、グリシン、セリン、シスチン
◎不飽和脂肪酸・・・DHA、EPA、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサジエン酸、アラキドン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン酸、ジホモγ-リノレン酸
☆特殊成分/その他・・・ パラミロン(β-グルカン)、クロロフィル、ルテイン、ゼアキサンチン、GABA、スペルミジン、プトレッシン
そもそもユーグレナ(ミドリムシ)とは?
ユーグレナとは植物と動物の両方の性質をもつ非常に珍しい生物です。
体長はわずか0.05mmであるにも関わらず、生育に適した環境を求めて動物のように動き回り、植物のように光合成をして様々な栄養成分を作り出す、「小さな巨人」なのです(和名は「ミドリムシ」)。
またユーグレナは5億年以上前に原始の地球で誕生した生き物で、最初に発見したのは、オランダのアントニ・ファン・レーウェンフックであるとされており、学名の「ユーグレナ」とは、ラテン語で美しい(eu)眼(glena)という意味を持っているそうです。
(ちなみにユーグレナではなく「ミドリムシ」の名前のほうは、時々ミトコンドリアと混同されることがありますが、ミトコンドリアとミドリムシは全くの別物です)。
ベンチャー企業が世界初となるユーグレナの食品としての屋外大量培養に成功。
ちなみにユーグレナが様々な可能性を秘めていることは昔から注目されていましたが、他の微生物が少しでも入りこむと、捕食の対象となってしまうことから、ユーグレナ(ミドリムシ)の大量培養は難しいとされていました。
ところが、飢餓の解消や環境の保全など、ユーグレナの可能性に着目した出雲充氏らによって設立された株式会社ユーグレナが、大学におけるこれまでの研究を引き継ぎ、試行錯誤の末、2005年に世界初となるユーグレナ(ミドリムシ)の食品としての屋外大量培養(石垣島)に成功しました(参考 出雲充『僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。』 ダイヤモンド社)。
そのことによって、近年は、栄養豊富なユーグレナによる世界の飢餓の解消、環境保全、バイオ燃料によるエネルギー問題の解決などの可能性が示されるようになりました。
またサプリメントなどユーグレナ商品の多くは石垣島で生産されており、石垣島に旅行に行くと、「ユーグレナモール」や「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」など、「ユーグレナ」の名前が付けられた建造物や商業施設が目につきます。
以上今回の記事では、ユーグレナ(ミドリムシ)の効果が栄養不足を補うために最適であるということについて述べてきました。
ユーグレナを摂れば病気が改善されるわけではないかもしれませんが、59種類もの栄養を含み、さらに栄養素の吸収率が高いユーグレナは、日頃の現代食による栄養不足を補うためにオススメのスーパーフードなのです。
また、お菓子やカップ麺といった加工食品を控えつつ、ユーグレナを日々の食事にプラスすることは、無理のないダイエットにも役立てることが出来ます。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪
『スーパーフードの栄養効果 日々の健康維持のためのスーパーフード入門』
AmazonKindle で販売中です!!