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甘いハチミツの栄養効果は、ブドウ糖だけではなく「果糖」にも注目です。
当ブログでは主にハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はハチミツの糖類はブドウ糖だけではなく、果糖もスゴかったということについてです。
ハチミツの栄養効果については以前に詳しく述べましたが、ハチミツの主成分はブドウ糖と果糖です。
しかしフルーツにも多く含まれている「果糖(フルクトース)」については、太る原因になるために摂取をなるべく控えたほうがよい、と時々書籍や健康情報番組などで悪者扱いされることがあります。
ところが﨑谷博征/有馬ようこ氏らによる『自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力』(鉱脈社)においては、
「ハチミツのフルクトースの大半は細胞においてエネルギー代謝としての燃料として利用され、その残りが肝臓と筋肉の糖のストック(グリコーゲン)や乳酸に変換されます」
「よほどエネルギーがあり余ってかつ余剰のフルクトースがない限りはフルクトースをわざわざ中性脂肪に変換することはしません」
と述べられていることは注目に値します。
また、「糖のミトコンドリア代謝をブロックしてしまうのが、プーファ(多価不飽和脂肪酸、オメガ3&6)、エストロゲン、コルチゾール、重金属、電磁波等」であり、特に、
「プーファは、それが過剰に血中に浮遊することで糖の完全燃焼をストップさせてしまいます」
としていますが、
「フルクトース」は「プーファによるブロックを解除する働きを持つ」
といいます。
代謝を良くするには、ハチミツを適度に摂りつつプーファを控える。
ちなみに「プーファ」(多価不飽和脂肪酸)とは、植物油の多くに含まれている脂肪酸(オメガ3やオメガ6など)のことであり、﨑谷医師の『「プーファ」フリーであなたはよみがえる!』に詳しいのですが、過去記事でも紹介した、﨑谷医師の他の著作である『糖尿病は〝砂糖〟で治す! 甘いものに目がないのは正しかった』のなかでは、「プーファ」の、
- 「糖の細胞内での代謝をブロックする」
- 「インシュリン抵抗性を高める(インシュリンのアンテナの感受性を低下)」
- 「インシュリンを産生する膵臓のベータ細胞を破壊する」
といった性質が挙げられています。
そのため代謝を良くするには、ブドウ糖と果糖が主成分である、非加熱・無添加の天然ハチミツを適度に摂るようにする一方で、植物油や魚油に多く含まれている「プーファ(多価不飽和脂肪酸)」の過剰摂取を控えることが大切になってくると思われます。
(ちなみに代謝を良くする食事とは、ミトコンドリアを元気にする食事でもあります。)
なお、ハチミツの果糖の効果について詳しく知りたい方は、『自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力』を一読してみることをオススメします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪
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