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今回は、大地と直接つながるアーシングが、アトピー改善にも効果的であるわけについてです。
毎日アーシングを実践することはアトピー性皮膚炎の改善にもつながってくると思われます。
また、アーシングを実践すると、かゆみがやわらいだり、乾燥肌が改善されたりすることも期待できます。
「アーシング」とは、簡単に言えば、裸足になって、大地に直接触れることで、からだに溜まった静電気を体外に放出することです。また、それと同時に地球から電気エネルギーをもらうことでもあります。
そのため、アーシングは直接肌を大地につけるだけで出来るアーシングは、お金をかけずに実践できる究極の健康法の一つだといえます。
しかしアーシングに欠点がひとつだけあるとしたら、2、3分、直接土に触れただけでアーシングしたつもりになるのではなく、30分程度を目安に、なるべく毎日続けた方が、より効果が発揮されるという点です。
つまり、アーシングによって真の健康を実現するためには、末永い健康と病気予防のためにずっと継続していこうという、自分の気持ちや意志が非常に大切になってくるのです。
アーシングがアトピーの改善に効果的なわけ。
そして、このアーシングを行うことは、電磁波や静電気による害を緩和し、アトピー性皮膚炎を治していくのに大変効果的だと思われます。
アトピー性皮膚炎が電磁波や静電気と何の関係があるのかと訝(いぶか)しむ方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえば、仙台にある丸山アレルギークリニックの院長である丸山修寛氏は、『アトピーのルーツを断つ!』のなかで、静電気や電磁波とアトピー性皮膚炎の関係について言及しています。
ニュースや新聞では、電磁波が私たちの身体に及ぼす影響について報道することはほとんどありませんし、電磁波は「見えない」ため、私たちの体の不調が、実は電磁波と関係しているということについては、普段生活していても、気づくことは難しいと思います。
ところが丸山修寛氏は、2011年3月11日の東日本大震災の時、しばらく停電が続いたことによって、アトピーのかゆみがなくなったという患者さんの声があったことで、家の電磁波がアトピー性皮膚炎と関係していることに気づいたといいます。
そして『アトピーのルーツを断つ!』のなかで丸山氏は以下のように述べています。
人の身体は、微細な電気の流れによって、コントロールされています。表皮にも電圧があり、この電池のような構造が皮膚の機能を維持させています。ところが、ほとんどのアトピーの人は日々の生活で過剰な静電気をためこんでしまっており、それによって自律神経が乱れ、皮膚のバリア機能が低下し、かゆみや湿疹が生じています。〝静電気〟があなたのアトピーの原因になっていないか、確認してみてください。
(丸山修寛『アトピーのルーツを断つ!』より抜粋)
また、丸山氏は「脳や皮膚に過剰な静電気をためこんでしまっていても、まったく心配はいりません。寝室など生活環境を見直して、静電気を生じさせているルーツを見つけ、以下のような対策をして皮膚電流が正しく流れるようにすれば、自然とアトピーが改善し始めるでしょう」と述べています。
その「以下のような対策」とは次の通りです。
- 「塩水のうがいを習慣に」
- 「体内の静電気を取り除く作用のある、炭と金属のコイルを貼る」
- 「化学繊維の服は避ける」
- 「ミネラルやビタミンをとって静電気を中和」
- 「携帯電話やゲーム機などの使用を減らす」
- 「土の上を素足で歩く!(身体のアース)」
「アーシング」は静電気を抜くのに効果的。
このなかでお金をかけずに手っ取り早く体のなかの静電気を抜くのに効果的なのは、先程も述べたように、「土の上を素足で歩く」という身体のアース、すなわちアーシングなのです。裸足で庭の土の上を歩くなど、直接大地に触れるだけで、静電気は地面に流れていくのです。
そのため、もし食事だけではなかなかアトピーや乾燥肌が改善しないという方は、1日に1、2回、10分から20分の間、土や砂浜、野原など、大地につながっている地面に立ったり、歩いたりしてみると良いと思います。
特に濡れた地面や海辺などを歩いた方が、電気が流れやすくなるために、よりアーシングに効果的だとされていますが、裸足で歩く際は、木の枝を踏んでケガしたり、虫などに刺されたりしないように、地面をよく観察しながら、なるべく歩きやすい土の上を選ぶことをオススメします。
理想的なのはやはり、1日に30分以上、できるだけ毎日、アーシングを続けることですが、しかし、もし忙しくて時間がないというのであれば、1日に2~3回、数分程度、裸足で直接、大地に立つだけでも、少しは効果があります。
ちなみに『はだしで大地に立つと病気が治る 体内静電気を抜くアース健康法』(マキノ出版)という本では、アーシングによってアトピー性皮膚炎の症状が良くなったという報告がなされています。
また、アーシングについて詳しく知りたい方は、『不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実!』(ヒカルランド)という本がオススメです。
地道なアーシングの実践は、アトピー性皮膚炎の治癒を助ける。
この「アーシング」はお金がかからない健康法ですので、アトピー性皮膚炎に悩まされている方で、電磁波の影響が気になる方は、ぜひ一度試してみてください。
特に、近くにコンセントがあったり、四六時中、スマートフォンを近くに置いていたり、パソコンで作業をし続けたりしていると、電磁波の影響を受けやすくなるので、そのように電磁波の影響を受け続けている方は、こまめにアーシングを実践することが大切だと思われます。
もちろん、アーシングを2、3日続けただけで、アトピー性皮膚炎が劇的に改善されるわけではないかもしれませんが、地道に生活習慣としてアーシングを実践し続けることは、アトピー性皮膚炎の根本的な治癒を助けてくれます。
さらに、アーシングには、ストレスが緩和したり、ぐっすりと眠れるようになったりする効果も期待できますので、ストレスが解消したり、深い睡眠をとれたりすることも、結果的にアトピー性皮膚炎の改善につながっていくと考えられます。
アーシングの実践によって特に期待できる効果
- ストレス解消・リラックス効果
- 熟睡効果(不眠症の解消)
- 抗炎症作用
アーシングによって改善される可能性がある病気・症状
など。
以上ここまで、大地と直接つながるアーシングが、アトピー改善にも効果的であるわけについて述べてきましたが、アーシングは、たとえば一戸建てのお家に住んでいるならば、専用のマットを買ったり、導電性のあるアーシングマットや金属板などを自分で調達したりして、屋外の庭にアーシング用に刺したアース棒と銅線などで接続すれば、部屋のなかでも行うことができます(詳しくはこちら)。
ちなみに、アトピーを治していくために大切なこととして考えられるのは、シンプルに整理すると、以下のようになります。
- 腸内環境を改善する
- 血液をきれいにする
- 新陳代謝を良くする
そしてそのために具体的に必要なことは、以下のようなことだと思われます。
なお、アトピー性皮膚炎の症状に関しては、原因や症状についても個人差があるため、この記事の内容が、どなたにとっても100パーセント正しいわけではありません。そのため、この記事の内容は、アトピーを少しでも良くしていくための参考程度に止めておいていただければ幸いです。
また、この記事内容が少しでも、アトピー性皮膚炎に悩んでいる方の症状の改善のお役に立てれば、大変嬉しく思います。