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当ブログではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、真の健康の実現と多くの病気の問題を解決する方法について考えていますが、今回はハチミツヨーグルトが腸内環境を整えるということについてです。
腸内環境を整えるための代表的な発酵食品といえばヨーグルトですが、実はハチミツにはオリゴ糖やグルコン酸が含まれており、このオリゴ糖やグルコン酸には、腸内細菌のバランスを整える働きがあるのです。
特にグルコン酸には、ビフィズス菌を増やす効果があるそうなのですが、そのビフィズス菌は、ヒトの腸内において大変重要な役割を果たしています。
ヒト特有の善玉菌であるビフィズス菌には腸の蠕動(ぜんどう)運動を促して便通を良くしたり、ビタミンB群、ビタミンK、葉酸など様々な種類のビタミンを合成する働きがあります。
また、発酵によってビフィズス菌や乳酸桿菌がヒトの腸内で増えると、腸内のpH(ピーエイチ)が酸性に傾くため、悪玉菌の増殖を抑えることが出来ます。
したがってヒトの腸内において善玉菌のビフィズス菌や乳酸桿菌が適度に増えることは、腸の健康を保つことになり、腸は健康維持のための土台ですから、そのことがからだ全体の健康にもつながってくるのです。
さらに、腸内環境が整えば、花粉症をはじめとしたアレルギー症状が緩和されるといいますので、もしハチミツヨーグルトによって腸内環境が改善されれば、花粉症やアトピーなどの症状も良くなることは十分期待できます。
ハチミツに混ぜるヨーグルトを選ぶコツは?
つまりヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌は、エサになるオリゴ糖やグルコン酸によって増殖すると言われているため、ヨーグルトにオリゴ糖やグルコン酸が豊富なハチミツを混ぜて食べると、相性がよく、腸内環境を整えるのに効果的なのです。
しかしハチミツを混ぜるためのヨーグルトを選ぶ際は、砂糖や甘味料が加えられていないプレーンヨーグルトを選ぶのがオススメです。
また、ハチミツヨーグルトによって腸内環境が改善されていくのを実感できるようになるためには、非加熱・無添加のハチミツを選ぶのと同様、少し値段が高くても、ヨーグルトの質にもこだわってみることも大切です。
どのような乳酸菌の種類が含まれているか、どのようにして製造されたものなのか、など、産地や乳牛の生育環境などにもにこだわり、自分と相性のよいヨーグルトを探してみることも重要です。
さらに、もし、市販のヨーグルトがお嫌であれば、ヨーグルトメーカーを利用するなどして、自分自身で手作りヨーグルトを試してみるのも良いと思います。
そのほか、ハチミツヨーグルトに、アロエベラやビーポーレンをプラスしてみることも、より腸内環境を整えるのにオススメですし、そば蜂蜜や甘露蜜などのはちみつは、ヨーグルトとの相性が抜群です。