齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』

体温

冬の低体温はエネルギー不足のサイン。

低体温はエネルギー不足のサイン

当ブログでは人生100年時代の真のヘルスケアについて述べていますが、今回は、冬の低体温はエネルギー不足のサインであるということについてです。

秋から冬、春にかけての季節は、寒さによる「低体温」が気になってくると思います。

特に冷え性の方は「低体温」にならないよう常に気をつけていらっしゃるかもしれませんが、近頃は以前よりも低体温の人が増えていると言われていますから、普段は自分の体温が高いと思っている方でも、いつのまにか低体温になっていないか、注意する必要があるのかもしれません。

 

実は、その「低体温」とは、エネルギー不足のサインかもしれないのです。

冬場は日照時間が短いため、総体的にエネルギーが不足してしまいます。

そのため、以前の記事でも述べましたが、

 

  1. 何事も無理しない(いつもと同じように仕事をこなそうとしない)
  2. 体の冷えに要注意(厚着する・こまめにあたたまる)
  3. いつもより早めに寝る(夜更かしを避ける)

 

といったことが、エネルギーが不足しがちな冬に、エネルギーを温存するために重要になってきます。

 

エネルギーを温存する

そして、もしエネルギー不足によって体温が低下してしまえば、その分、からだの機能が低下してしまいます。

反対に、運動や暖房器具、お風呂などで体温が上がれば、ミトコンドリアが元気になり、からだの機能も回復していきます。

 

しかも、体温が上がることで細胞内のミトコンドリアが元気になるということは、免疫力を高めるということにもつながると思われるのですが、このことに関して、たとえば、医師であり日米欧のアンチエイジング専門医でもある齊藤真嗣氏は、『体温を上げると健康になる』のなかで、「体温が一度下がると、免疫力は三十%も低くなります」が、「体温がたった一度上がるだけで免疫力は五倍から六倍も高くなる」と述べているのです。

 

また、「低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化すると、さらに低体温になるという「負のスパイラル」にはまり込んでしまう」と述べています。

そして、

「低体温がもたらす「負のスパイラル」から抜け出す最善の方法は、体温を上げることです」

としています。

そのように述べる理由は、「体温が上昇するとそれだけでも血流」が良くなるからだといいます。

 

 低体温が血流を悪くさせるのとは逆の理由で、体温が上昇するとそれだけでも血流はよくなります。血流がよくなると、ストレスによってダメージを受けていた細胞に糖(グルコース)というエネルギー源が供給されます。それと同時に、体温アップによって酵素活性も上がるので、エネルギーを効率よくつくりだすことができるようになります。

こうして細胞がストレスから回復すると、その情報が脳に行き、脳の視床下部から下垂体へ、そして自律神経、ホルモンへと伝達されていきます。こうしてよい情報が伝達されていくことによって、体全体の機能も正常に整っていくのです。

(齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p55~56)

 

ストレスは低体温になる原因。

齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』

また、齋藤真嗣氏は『体温を上げると健康になる』のなかで、低体温になる原因のひとつに「ストレス」を挙げています。

「人間はストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスや、ホルモンのバランスを崩してしまいます」とし、「ストレスが低体温をつくりだし、低体温が細胞にとってさらなるストレスになる」と述べています。

そのため、低体温にならないためにはストレス対策が重要になってくると考えられますが、ストレス対策以外に、低体温を避けるためには、日頃からどのようなことを行なえば良いのでしょうか?

 

齋藤氏は「神様が定めた人間の体温は三七度」であるとし、「最低でも一日一回、体温を三七度に上げる習慣を身につけること」が重要であるとし、特に「体温を恒常的に上げるべく、筋肉を鍛えることに目を向けてほしい」としています。

 

 人間は幸せを手に入れようと、いろいろなことに頑張りながらここまで進化してきました。でも、ちょっと頑張りすぎてしまったようです。

私には、そのひずみが低体温となって、人間に本来の幸せに立ち返るよう教えてくれているような気がしてなりません。

頑張って働いて、ストレスに耐えて、あなたの体はもう悲鳴を上げています。その悲鳴が「低体温」です。

(齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p197)

 

 昔に比べ、人間の運動量はあきらかに落ちています。低体温の人が増えてきたのは、ストレスに人間が対応できなくなったことに加え、筋肉の質と量が低下したせいです。

一日一回、体温を一度上げる努力をする。

筋肉を鍛えて、体温が少しずつアップしていくような生活をする。

原始時代の生活に戻れない私たち人間は、自分自身の責任で、それをやっていくしかないのです。

体温を上げると健康になる。ひいてはそれが幸せにつながる。

私が本書でお伝えしたかったことは、このひと言に尽きるでしょう。

(齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p198)

齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』

齋藤真嗣氏の『体温を上げると健康になる』は2009年にベストセラーになった一冊ですが、この本に書かれている内容は、当たり前のことのように思えて、特に冬場の健康を維持するために非常に重要なことを示唆しているように感じられます。

 

冬は日照時間が短かったり、太陽光のちからが弱かったりして、何かとエネルギー不足になりがちです。

そのような太陽光・熱エネルギーの不足が続くと、ミトコンドリアによるエネルギー産生が暖かい季節と比べて低くなり、ひどい寒気がして体調不良に陥ったり、皮膚に湿疹がでてきたり、人によっては、うつアトピーといった症状がひどくなってしまったりすると考えられます。

 

そのため、普段からエネルギー不足による低体温や過度のストレスに気をつけ、

  • あまり無理をしない
  • 頑張り過ぎない
  • こまめにからだをあたためる
  • 日光浴を行う
  • 自分を大切にする

などの習慣をもつことが大切なのです。

 

そしてそのことが、たとえばうつの症状や、アトピーの悪化を防ぐことにもつながってくると考えられるのです。

 

低体温や過度のストレスに気をつけ、自分を大切にする習慣をもつ

 

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

ピックアップ記事

  1. ブッダの教え「八正道」「中道」とは? 【ブッダの智恵で心の苦しみを減らす生き方】…
  2. 「諸行無常」ブッダの教え<無常>とは?【ブッダの智恵で心の苦しみを減らす生き方】…
  3. 森林浴×マインドフルネスは肥満・コロナ太りの解消にもオススメ。
  4. 不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラムとは?
  5. 『腸内細菌が家出する日』がやって来た!?

関連記事

  1. 冬の低体温対策は体温アップのサジージュース

    体温

    体温アップのサジージュースで冬の低体温対策。

    今回はサジージュースによる冬の低体温対策についてです。…

  2. プロポリス

    免疫力

    プロポリスが免疫力アップに役立つわけ。

    当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法に…

  3. 冬にアトピーが悪化したらお腹とからだを温めてみるのがオススメ

    体温

    冬アトピーが悪化したらおなかとからだを温める。

    今回は、冬にアトピーが悪化したらお腹とからだを温めてみるのがオ…

  4. 【知っておきたい】免疫とストレスの関係とは?

    免疫力

    【知っておきたい】免疫とストレスの関係とは?

    当ブログではハチミツとミトコンドリアを中心に、これからのヘルス…

  5. 心の免疫力の低下を防ぐには、日々の瞑想習慣が大切。

    メンタルヘルス

    心の免疫力の低下を防ぐには、日々の瞑想習慣が大切。【コロナ禍に知っておきたい】

    コロナ禍の精神的なストレスや、日頃の頑張り過ぎ・疲れすぎが原因…

  6. お金をかけずに足を温めてぐっすり眠るには?

    体温

    お金をかけずに足を温めてぐっすり眠る冷え対策とは?

    毎年本格的な冬がやってくると、からだの芯まで凍るような寒い日が…

特集記事

  1. 「カカオ」のメンタル面への効果やうつを予防する働きとは?
  2. ダイエットの成功の鍵は腸内細菌の痩せ菌を増やすこと
  3. ミトコンドリアを増やすための生活習慣とは?
  4. 『食事・運動・瞑想で「うつ」な気分を良くする生き方』加筆修正しました。

オススメ記事

  1. マインドフルネスで自分のこだわりから距離を置く。-『あなたの…
  2. 『あなたの体は9割が細菌』から考える微生物の大切さ。
  3. ブッダが説いた心の悩み苦しみ、脳のストレスを減らす方法とは?…
  4. 生ハチミツはダイエットにも効果的。
  5. 小さなイライラには10秒のマインドフルネスが有効なわけ。

カテゴリー

ブログ内検索

Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content

Copyright © 2019 copyrights.ハチミツとミトコンドリア All Rights Reserved.

  1. はちみつの効果・効能

    ハチミツ

    知っておきたい【天然・生はちみつの効果・効能】とは?<保存版>
  2. アトピーを治していくために続けていきたい生活習慣

    生活習慣

    アトピーを治すために続けていきたい生活習慣とは?
  3. 『マインドフルネス習慣で「今・ここ」を選ぶ生き方』

    電子書籍

    『マインドフルネス習慣で「今・ここ」を選ぶ生き方』増補・改訂しました(^^♪
  4. 知腸内環境の改善が免疫力を高める

    酵素ドリンク

    ダイエットに効果的!酵素ドリンクでのプチゆる断食。
  5. 『ブッダの智恵で、脳ストレスを減らす生き方 最初に苦しみの矢を抜くための仏教入門』

    ブッダ/仏教

    『ブッダの智恵で、脳ストレスを減らす生き方 最初に苦しみの矢を抜くための仏教入門…
PAGE TOP