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当ブログでは主に、ハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はGI値の低いジャラハニーはゆるやかな糖質制限におすすめであるということについてです。
西オーストラリアのハチミツである「ジャラハニー」には、腸内細菌のバランスを整える効果や、美容・美肌効果など、健康に対する様々な効果・効能が期待できますが、このジャラハニーは砂糖や一般的な蜂蜜に比べて、血糖値の上昇がゆるやかだという特徴があります。
その理由はジャラハニーはブドウ糖(グルコース)ではなく、果糖(フルクトース)を主成分にしているからです。
ちなみに血糖値の上昇を知るための指標は、「GI(グリセミック・インデックス)」と呼ばれています。このGIとは、食品に含まれている糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものだとされています。
そして、白砂糖やグラニュー糖、白米などは 「GI値」が100前後ですが、果糖は19なのです。そのため、果糖が多いジャラハニーは、血糖値の上昇がゆるやかな「低GI」であり、砂糖代わりの甘味料としてもおすすめなのです。
ジャラハニーが糖質制限の実践にオススメなわけ。
ところで、ここ数年の間、ダイエットやアンチエイジングのために糖質制限が話題にのぼりますが、なぜ糖質制限を行うことが大切なのかと言えば、白砂糖や異性化糖、ブドウ糖果糖液糖、精製デンプンなど、血糖値を急激に上げる糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリンの過剰な分泌により、結果的に血糖値の乱高下を引き起こす原因になるとされているからです。
この血糖値の乱高下は「インスリンスパイク」や「血糖値スパイク」と呼ばれています。
そのため、毎日の食事において、GI値の高い糖質の摂り過ぎには気をつけていく必要があるのですが、だからといって、なるべく糖質を摂らないようにする糖質制限を行うことが、健康のために本当に良いのかは、まだ分かっていないため、極端な糖質制限ダイエットなどに関しては、少し慎重になったほうが良いのだと感じます。
ご飯やパン、麺類などから炭水化物を過度に摂り過ぎるのは体にとって良くないのかもしれませんが、体が必要としている糖質は、ハチミツや黒砂糖、フルーツ、お米などから、しっかりと摂るというのが、正しい糖質制限であるような気がします。
そして、ハチミツのなかでも、GI値が低いとされているジャラハニーは、そのような、ゆるやかな糖質制限の実践にオススメなのです。