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当ブログではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回は生はちみつの皮膚への抗菌・殺菌効果についてです。
蜂蜜には強い殺菌効果がありますが、非加熱・無添加の天然・純粋・生はちみつがもつ皮膚への抗菌・殺菌効果は注目に値します。
はちみつに強力な殺菌・抗菌作用がある主な理由は、はちみつ中のグルコースオキシターゼという酵素が殺菌力の強い「過酸化水素」を作り出し、雑菌を退治してくれるからだとされています。
また、ニュージーランドのハチミツであるマヌカハニーは「メチルグリオキサール(MGO)」という殺菌成分が多く含まれており、現地では医療目的として使われるほど抗菌力や殺菌効果が強いとされています。
そのような理由から、はちみつには菌の繁殖作用を抑える高い抗菌・殺菌作用があり、ハチミツを舐めるだけではなく塗るようにすることは、皮膚の細胞や傷口の粘膜の修復、お肌の整菌などに役立つといわれています。
乾燥肌やアトピー対策にもハチミツはオススメ。
このようなハチミツの雑菌の繁殖作用を抑える高い抗菌・殺菌作用は、美肌の実現のためにオススメです。
また、ハチミツには高い保湿効果もあるため、お風呂上りや、秋から冬にかけて肌に塗ることで、乾燥肌対策にもなります。
さらに、アトピー性皮膚炎に悩んでいる方で、肌の乾燥によるがさがさが気になる場合も、はちみつはアトピー対策のためにうまく利用することが可能です。
ハチミツを塗っておけば、すぐにアトピーが治るというわけではありませんが、お風呂あがりなどに、乾燥が気になる部分に蜂蜜を直接塗ったり、清潔な水や化粧水と混ぜたものを保湿水として使ってみると、しばらくの間、皮膚がしっとりとした状態が続きます。
それに加えて、アトピーの方の肌には、黄色ブドウ球菌と呼ばれる菌が多く存在しているとされていますので、黄色ブドウ球菌を抑えるとされているマヌカハニーなどを一時的に塗るようにすることは、皮膚の抗菌・整菌をサポートしてくれます。
お肌・皮膚に塗るハチミツ選びは無添加・非加熱のものを。
また、皮膚に塗るハチミツは、余計な加工・加熱されていない、無添加の純粋・生はちみつを選んだほうがお肌の健康のためには安心だと考えられます。
なぜなら、はちみつに含まれる殺菌力のある過酸化水素は、熱や光に弱いといわれているため、余計に加熱されている時点で、殺菌力が失われてしまっている可能性があるからです。
さらに、水アメやブドウ糖果糖液糖なども加えられている加工ハチミツは、ビタミンや酵素がすでに失われており、栄養バランスが損なわれていることも考えられます。
そのため、ハチミツを肌に塗るために利用する場合は、非加熱・無添加のものを選んだ方が良いですし、保管する際は、なるべく光が当たらない場所に置いておいたほうが賢明です。
そして、皮膚に塗る天然ハチミツとしてイチオシなのは、殺菌力が一般的なハチミツよりも一段と強い、ニュージーランドのマヌカハニーや、オーストラリアのジャラハニーなどです。
特にマヌカハニー特有の殺菌成分である「メチルグリオキサール」は、熱や光に強いとされ、そう簡単に殺菌効果が失われないといわれています。
皮膚に塗る天然ハチミツとしてオススメ「マヌカハニー」。管理人も時々塗っています。
しかし、はちみつには強い殺菌・抗菌作用があるとはいっても、ハチミツを塗って、かえってお肌の状態が悪化したと感じた場合は、ただちに使用を止めることが必要です。
お肌はデリケートな部分ですので、ハチミツであれ、クリームであれ、自分の皮膚に何かを塗る場合、自分の皮膚に合う・合わないといった相性を見極めることは非常に大切になってきます。
以上、ここまで生はちみつの皮膚への抗菌・殺菌効果について述べてきましたが、美肌の実現や乾燥肌対策に関心がある方は、ハチミツを塗ってみることを、よろしければ試してみてください。
なお、天然・生はちみつの美肌・美容効果についてはこちらのページをご参照ください。