前回、『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット ストレス太りをやめて少しだけ健康になってみる。』Kindle本第4弾の出版をお知らせしましたが、今回は、「おわりに 「ダイエットしなくちゃ」をやめてみる」の部分を無料公開したいと思います。
『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット』は、「ストレス太り」をやめて少しずつ痩せたい、健康になりたいという方には、試しに手に取ってみていただきたい一冊です。
しかしその効果に関しては、科学的に実証されているわけでもありませんので、書かれていることをその通りに実践すれば、「必ず~kg痩せられる」ということをお約束するものではありません。
ちなみに私自身、身長は175cmで、数年前はストレス太りのために体重が85kgと肥満気味でしたが、現在は体重が70kg前後を推移しています。
「おわりに」でも述べましたが、実は私自身、これまで本格的に「ダイエット」をしたことがない人間です。
ではなぜ以前のように太ってはおらず、痩せることに成功したのかといえば、食事に気をつけ、適度に運動をし、精神的なストレスをなるべく感じないように瞑想するなど、日々の生活習慣やライフスタイルを変えたからです。
「ダイエットしなければならない」と考えるのではなく、健康的にやせるための行動を、無理にではなく当たり前のように取れるようになったら、そのことで、少しずつ適正体重に近づいていったのです。
そのため『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット』は、食事・運動・瞑想といった生活習慣によって少しずつ健康的にやせていくことを目的にしていますので、美容のために短期間でラクして痩せたいという方や、「ダイエット」に関する科学的なエビデンス(根拠)や実証データを重視する方には、あまりオススメできません。
ダイエットや肥満の解消に関心がある方は、その点はご注意していただきたいと思います。
以下、「おわりに 「ダイエットしなくちゃ」をやめてみる」で書いたことを、よろしければお読みください。
おわりに 「ダイエットしなくちゃ」をやめてみる
本書は、世界的に肥満者が急増しているという人類の課題に対して、「肥満」や「ダイエット」についての自分自身の考えを一冊の電子書籍としてまとめたものです。
また2020年から始まったコロナウイルスの流行による、いわゆる「コロナ太り」が、個人的にも社会的にも切実な問題になってきたことが、本書執筆の大きな動機です。
実は私自身、これまで本格的に「ダイエット」をしたことがないのですが、ダイエットしないで痩せるためには、あえて「ダイエット」を意識しないことが大切になってくるように思います。
いわゆる「ダイエット」が失敗してしまう最大の落とし穴は、自分はダイエットをすることを本当は強く望んでいないのに、人間関係やメディアといった周囲に影響を受けることによって、何となく漠然と「ダイエットをしなければならない」と思うことだと考えています。
「ダイエットしなければならない」ということが精神的なストレスになっていると、頭では食べたくない、食べるべきではないと思っても、からだや潜在意識はこれまでの習慣として食べることを求めてしまうのです。
しかも、「ダイエットしなければならない」と思っていると、無理にモチベーションを高める必要が生じてくるため、減量することが自分にとっての切実な問題でなければ、どうしても途中で挫折してしまう可能性が出てきます。
一方、今よりも健康になることを目的にし、「自分の健康のためにダイエットしたい」と自分が心の底から強く思うことができれば、ダイエットはうまくいくかもしれません。
というのは、「have to(しなければならない)」ではなく、もし本当に、「want to(~したい)」という気持ちがあるのであれば、ダイエットをするためのモチベーションは必要なくなるからです。
つまり、健康的にやせるための行動を、無理にではなく当たり前のように取れるようになり、そのことで、少しずつ適正体重に近づいていくのです。
本書で書きたかったことは、すぐに体重を減らすための手段ではなく、「マインドフルネス」を中心とした日々の生活習慣によって、ゆっくりと健康的に気持ちよく痩せていくための方法です。
もし肥満の解消のために、本書の内容が少しでもお役に立てたのであれば、筆者としては大変うれしく思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪
『肥満を解消するためのマインドフルネス・ダイエット ストレス太りをやめて少しだけ健康になってみる。』
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