健康

自然塩のミネラルバランスが健康・生命のために必要不可欠な理由とは?

天然塩・自然塩がヒトの健康や生命のために必要不可欠なわけ

普段から塩分を控え過ぎていませんか?

もしくは、しょっぱいものが好きで、気づいたら塩を摂り過ぎていませんか?

世の中「減塩」が叫ばれることが多いですが、わたし自身、塩は摂り過ぎてはいけないけれど、不足しすぎるのも体のためには良くないのだと日頃から感じています。

そういうわけで今回は、天然塩・自然塩がヒトの健康維持や生命のために必要不可欠なわけについて書いていきたいと思います。

 

この記事でお伝えしたい塩についてのポイント。

  • 海水に近い塩の成分は、ミネラルバランスが整っており、ヒトという生命や健康維持のためには必要。
  • もしきちんとした自然塩を摂らなければ、ミネラルが不足し、様々な体調不良を引き起こす。
  • 塩化ナトリウム以外のミネラルは不純物であるとして取り除いた精製「食塩」こそ、高血圧の原因になる可能性が高い。

 

近年、現代社会においては、「塩」や「塩分」というと、高血圧の原因になるという理由から、毎日の食生活においては減塩することが健康常識になっています。

しかし「塩」についてよく調べていくと、塩こそヒトという生命にとって必要不可欠であるため、塩分の摂り過ぎが高血圧を引き起こすという思い込みによって、普段から塩分摂取を敬遠し、塩をあまり摂らないようにすることも、健康維持のためには良くないのかもしれません。

もちろん、塩分を摂り過ぎることは確かに体に悪いですし、腎臓に何らかの問題を抱えている方は、塩の摂取は極力控えるべきなのかもしれません。

 

ですが、そもそも必要以上に塩を摂ろうとしても、1日のうちにある程度塩分を摂ると、体のほうがもう十分だと判断し、余計に塩を摂ろうとしてもなかなか体のほうが受けつけようとしない気がしますので、塩の摂取に関しては、からだの声を聴くというのも大切なのかもしれません。

 

塩についての誤解とは?

塩についての誤解とは?

塩分の問題については、医学博士の森下敬一氏が、『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』のなかで、簡潔に述べていますので、まず引用したいと思います。

 

 塩は摂り過ぎると高血圧になるとか、減塩すれば健康になるというのが現代医学の考え方ですが、これは大きな間違いです。減塩しただけで血圧の下がる人はほとんどいませんし、塩分を摂ると血圧が上がるというのも事実ではありません。

健康な人間の身体なら、余分な塩分は排出する調節機能を持っているからです。そのため血圧には、あまり影響しません。(略)

ただし、塩といっても、自然塩と化学製品である化学塩とは区別して考えねばなりません。いわゆる「九九・八パーセントの科学塩」は、塩化ナトリウムという化学物質にすぎませんから、本来「食塩」と呼ぶべきではありません。この塩化ナトリウムが、内臓に悪さをしたり高血圧を引き起こしたりします。

一方、食用として用いられる自然塩は、海塩や岩塩などの自然界に存在する塩で、硫黄、鉄、銅、亜鉛、コバルト、マンガンなどといったさまざまなミネラル分を含んでいます。生命が求める本来の塩です。もちろん高血圧を起こしたりはしません。

(森下敬一『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』p109~110)

 

また有名な「伯方の塩」を製造している伯方塩業株式会社を設立した松本永光氏は、『塩屋さんが書いた塩の本』のなかで、

「地球上のいかなる生物も、ほかの物質から塩を合成することはできません。塩というのは、石油や石炭、あるいはダイヤモンドよりももっと古く、地球という豊かな星がもたらしたかけがえのない資源なのです」

と述べています。

 

さらに、「塩をとらないとどうなるか」とし、

 

①新陳代謝が衰える。

②食欲減退

③筋肉が弱る

④心臓が弱る

⑤腎臓が弱る

⑥人間がダメになる

 

ということを挙げている点は、非常に興味深いといえます。

 

「日本人には塩が足りない」ワケとは?

『日本人には塩が足りない!』(村上譲顕 著)

ほかにも、たとえば『日本人には塩が足りない!』(村上譲顕 著)のなかでは、日本における塩の扱われ方について非常に詳しく書かれています。

以下、『日本人には塩が足りない!』のなかで非常に参考になる部分を引用してみたいと思います。

 

 現在、塩事業センターが販売する『食塩』(商品名)は塩化ナトリウムの純度が九九%以上と定められています。また、輸入の天日塩を精製加工した『精製塩』(商品名)の塩化ナトリウム純度も九九%以上です。

そもそも明治時代、塩の専売制度をはじめたときに、「塩=塩化ナトリウム」と考えたことが、「塩化ナトリウムの純度が高いほど高品質な塩である」という「迷信」を作り出してしまったのです。

しかも、このとき同時に「塩化ナトリウム以外のミネラルは不純物である」と誤った認識が広まってしまったのです。

しかし、私たちにいわせれば、その「不純物」こそが生き物にとって「有用なミネラル」なのです。

塩の主成分は塩化ナトリウムですが、それはあくまで主成分であって、「塩そのもの」ではありません。

(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p46~47)

 塩に含まれるナトリウムの機能のひとつとして、血圧を上げる作用があることは間違いありません。

しかし、そのナトリウムの力を利用しているのは、私たちの体のほうなのです。

塩をとることによって、かんたんに生命維持に必要な血圧を保つことができるのです。無理に減塩してナトリウムが不足すれば、全身に血液をめぐらせるのに必要な血圧を保てなくなってしまうのです。

(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p70)

 ナトリウムをとりすぎると、血液中のナトリウム濃度が高くなります。すると、ナトリウムを薄めようとして細胞の水分を吸収したり、かわきを感じて水を飲んだりして、血液量が増えます。限られた血管内の液量が増えるので、血圧が上昇するというわけです。

ただこれは一時的な現象で、ナトリウムは時間とともに腎臓から排出されて、上昇した血圧は自然に解消されます。

ところが、ナトリウムだけを単独に過剰摂取した場合は、体液のミネラルバランスが乱れて、腎臓からナトリウムを排泄することが困難になるのではないかと、私は推測しています。

とすれば、問題は塩にではなく、ミネラルバランスを無視してナトリウムだけを単純に過剰摂取するところにあるのです。

(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p77)

 ですから、ナトリウムをとるときは、ほかのミネラルもバランスよくとるべきなのです。特に必要なのがカリウム、カルシウム、マグネシウムです。

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムは「四大ミネラル」とでも呼ぶべき、体にとって大事な無機成分です。

ミネラルバランスが整えば、新陳代謝が促進され、血流はよくなります。

そのためにも、ミネラルバランスの整った、海のエキスとしての塩をとることが何よりも大事だと、私は思っています。

(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p82)

 

 

塩のミネラルがもつデトックス効果とは?

塩のミネラルがもつデトックス効果とは?

塩の大切さについて、村上譲顕氏は『日本人には塩が足りない!』のなかで、

  • 「ナトリウムをとるときは、ほかのミネラルもバランスよくとるべきなのです。特に必要なのがカリウム、カルシウム、マグネシウムです」
  • 「ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムは「四大ミネラル」とでも呼ぶべき、体にとって大事な無機成分です」

と分かりやすく述べていますが、「伝統海塩」と呼ばれる塩の不足によってミネラルバランスが崩れてしまうと、高血圧だけではなく、低体温による免疫力の低下やうつなどが起こってくるといいます。

 

このことはおそらく、ミネラルにはデトックス(毒出し)効果があるため、からだにとって必要なミネラルが不足してしまうと、体内に毒や不要物が溜まりやすくなってしまうこととも、関係があるのだと思います。

 

もちろん、だからといって、冒頭でも述べたように、塩をたくさん摂り過ぎることは体に良いことではありません。きちんとした自然塩・天然塩を不足しないように適度に摂るようにすることが、やはり健康を保つうえで大切なのです。

そのためには、お菓子やインスタント食品など、様々な加工食品に含まれている食塩(塩化ナトリウム)を減らすことで、塩分の1日の摂取量をコントロールすることも必要になってきます。

 

おすすめの「自然塩」は?

おすすめの「自然塩」は?

では、人のカラダにとって必要不可欠な塩を摂るには、どのような塩を選べばよいのでしょうか?

正直なところ、塩といってもピンからキリまでありますし、なかには500gで2000円くらいの値段がついている塩もありますが、塩は高ければ、その分、栄養効果が高いというわけではありません。

あまりにも高価な塩のなかには、高級料理店でシェフが微妙な味の違いを引き出すために使うようなものもありますので、普段使いの塩を購入する際は、お財布と相談しながら買い求めやすい価格のものを選んだほうが無難です。

 

「伯方の塩」はもちろんのこと、低価格帯の塩でもミネラルバランスが整っている良いものはたくさんあるのです。

 

伝統海塩「海の精」は本物の塩を味わうのにオススメ。

伝統海塩「海の精」は本物の塩を味わうのにオススメ。

また、塩を選ぶ際は、きちんとミネラルがバランスよく含まれているものをラベルを確認しながら選んでいただきたいと思いますが、私がこの記事でとりあえずオススメしたいのは、先程ご紹介した『日本人には塩が足りない!』の著者である故・村上譲顕氏が設立した会社である海の精が販売している伝統海塩「海の精」です。

 

裏側の栄養表示を確認してみると、きちんとミネラルがバランスよく含まれていることが分かります。そのため、「海の精」ならば初めての方でも安心して本物の塩を味わうことができます。また、手作り塩麹に使うお塩としてもイチオシです。

 

オーストラリアの天日塩「南の極み」

また、オーストラリアの天日塩「南の極み」は、低価格なうえ、クセがなくまろやかな味わいですので、普段使いのお塩としてお勧めです。

 

以上ここまで、天然塩・自然塩がヒトの健康維持のために必要不可欠なわけについて述べてきました。

この記事で塩分の摂取を無理に勧めたいわけではありませんが、塩のミネラル効果が気になる方は、ぜひミネラルバランスが整った自然塩・天然塩を、健康維持や料理の味をいっそう引き立てるためにうまく食生活に採り入れてみたり、お風呂に入れたりしてみてはいかがでしょうか?

また、大量の汗をかく特に暑い夏の日などは、いつもよりも塩分の補給が必要です。

 

 

当ブログ「ハチミツとミトコンドリア」ではハチミツの栄養効果とミトコンドリアのエネルギーで、令和の時代の真の健康と幸福の実現、現代病の問題の多くを解決する方法について考えています。ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。


(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

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