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当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回は鉄分とルチンが豊富なそば蜂蜜の効果・効能についてです。
そば(蕎麦)の花から採集したハチミツであるそば蜂蜜は、主に日本(北海道や岩手など)や中国で採れ、様々な種類があるハチミツのなかでも、特に栄養価が高いとされています。
香りや味にクセがあるために日本人にはあまり好まれないようですが、鉄分が非常に豊富で、レンゲ蜂蜜のなんと50倍も含まれているとされています。
蕎麦の白い花とは対照的に、そば蜂蜜の色が黒に近い褐色であるのは、そのためです。
また、亜鉛をはじめとしたミネラル類も多く含まれているとされています。
ちなみに鉄分は不足すると、鉄欠乏性貧血が起こったり、動悸や息切れがしてすぐに疲れるようになったりするリスクがあるとされています。
鉄分の不足はなかなか自覚しにくいそうですが、鉄分の不足に気づかないままでいると、疲れやすさの他、食欲不振や、免疫力が落ちて口内炎が出来やすくなるともいわれています。
もちろん、だからといって、鉄は過剰に摂りすぎると身体にマイナスに働くそうですが、貧血気味だったり妙に疲れやすい時は、鉄分の不足を疑ってみても良いかもしれません。
こちらは武州養蜂園で買えるそば蜂蜜。
そば蜂蜜の「ルチン」に注目。
さらに、そば蜂蜜で注目なのは「ルチン」です。蕎麦に多く含まれているルチンは、ビタミンPとも呼ばれていたこともあるポリフェノールの一種です。
このルチンには、ポリフェノールの抗酸化作用のほか、毛細血管を強くする作用や、血流を改善し、血圧を下げる作用などあるといわれています。
そのため、高血圧の予防、特に脳血管障害や心臓疾患などを予防する効果・効能があることでルチンは有名です。
また、はちみつだけだとビタミンCがどうしても不足しがちになりますので、ハチミツ+ビタミンCの組み合わせは免疫力アップなどに有効だと以前の記事で述べましたが、ルチンには、ビタミンCの吸収を助け、ビタミンCの機能をサポートする働きもあるといいますので、そば蜂蜜+ビタミンC(アスコルビン酸)の組み合わせは非常に良いと思われます。
そば蜂蜜をそのままだと食べにくいと感じる方は、ヨーグルトとよく混ぜると食べやすくなる。
以上ここまでそば蜂蜜の効果・効能について述べてきましたが、冒頭でも述べた通り、そば蜂蜜は香りや味にかなりのクセがあるため、アカシアはちみつのように誰にでもオススメできる蜂蜜であるというわけではありません。
また、蕎麦アレルギーなどをお持ちの方も、要注意です。しかしその一方で、一度食べると、病みつきになり、そば蜂蜜の熱烈なファンになる方も多いといいます。
お味は黒蜜を舐めたようで、濃厚、私自身は非常に好きですが、そのままだと食べにくいと感じる方は、ヨーグルトとよく混ぜると、非常に食べやすくなりますので、よろしければ試してみてください。
こちらはそば蜂蜜ヨーグルト+アロエベラ。