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当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回はハチミツとビタミンCの免疫力アップ効果についてです。
天然はちみつにはビタミンがバランスよく含まれていますが、なかでもビタミンCは全身の酸化還元反応に関係しており、ミトコンドリアの機能低下の原因にもなるヒドロキシルラジカルや過酸化水素といった活性酸素の消去や、免疫力の強化など、多くの生理作用に役立っています。
また、ビタミンC(アスコルビン酸)は、体内たんぱく質の約3分の1を占めるコラーゲンの合成を助けるため、皮膚のシミやしわなどの老化現象を防ぎ、傷や火傷の治りを良くします。
さらに副腎皮質ホルモンや、「アドレナリン」や「ノルアドレナリン」といった抗ストレスホルモンの合成にもビタミンCは関わっています。
特にストレスを感じることが多い現代人は、ストレスを感じる度にビタミンCを消耗している可能性が高いため、ビタミンCをこまめに摂取することが必要だとされています。
しかも、もしビタミンCの不足によって「ノルアドレナリン」と「アドレナリン」が作られにくくなると、やる気や集中力が低下してしまうため、「うつ」などの症状も起こりやすくなるとされています。
ハチミツとビタミンCでよりビタミンバランスが整う。
非加熱の天然ハチミツには活性型のビタミンがバランスよく含まれていますが、このビタミンCだけは蜂蜜をなめるだけでは少し不足しがちです。
そのため、アスコルビン酸粉末などをハチミツと組み合わせてあげると、よりビタミンバランスが整うため、免疫力アップやストレス対策、アンチエイジング、風邪やインフルエンザ予防などにオススメなのです。
前田京子さんの『ひとさじのはちみつ』にも、
「何人ものはちみつ療法の専門家が、はちみつを「医薬品」として治療目的を持って摂るときには、その効果を高めるためにビタミンCを補ったり、ビタミンCを含んだ食品と積極的に組み合わせるのがいいですよ、とすすめていた」
「はちみつとビタミンCを合わせると、さまざまな症状に効くはちみつの治療効果を増すだけでなく、基本的な免疫力をアップさせ、病気を防ぐことにつながるというのだ」
「ビタミンCを摂るときは、はちみつと組み合わせると、活性マルチビタミン、マルチミネラルを合わせることになるので、効果が高まり、しかも美味しい」
とありますが、ひとさじのハチミツを舐める時に、アスコルビン酸の粉末(ビタミンC)を少し混ぜて、絶妙な甘酸っぱさを楽しむのも良いですし、アスコルビン酸の粉末を水に溶かしたビタミンCウォーターを常備しておき、蜂蜜を舐めるたびにビタミンCウォーターを飲むようにするのもお手軽でオススメです。
もちろん、ペットボトルや瓶に水とアスコルビン酸粉末を加え、さらに、飲みやすいようにハチミツを加えてもOKです。
こちらは高品質のアスコルビン酸の粉末(ビタミンC)。
はちみつビタミンCウォーターの作り方
- ペットボトルや瓶に水500mlを用意する。
- ビタミンC(アスコルビン酸粉末)を1~2g程度
- はちみつを大さじ1~2杯
- 1に2、3を加えて、よく混ぜる。
ハチミツが無くなりそうになったらビタミンCと水を加えて飲む。
そのほか、ハチミツがそろそろ無くなりそうになったり、だんだん蜂蜜が固まり始めたな~と感じたりしたら、ハチミツの容器にビタミンC(アスコルビン酸粉末)を加え、水を注いであげるのもお勧めです。そのあとにきっちりとフタをして、よく振ってあげると、残ったハチミツがよく水に溶けてくれます。
そしてはちみつビタミンCウォーターができあがります。
以上、ここまでハチミツとビタミンCの免疫力アップ効果について述べてきましたが、ハチミツとビタミンC(アスコルビン酸)を組み合わせてあげると、よりビタミンバランスが整うため、免疫力アップやストレス対策、活性酸素による老化予防、疲労回復などにオススメなのです。
ちなみにビタミンC(アスコルビン酸)は、一度に大量に摂取したとしても、全てが吸収されるわけではないので、1日に1~7g程度を目安に、500mg~1000mg(1g)を、数時間おきに数回にわけて摂取してみるのがオススメです(参考 三石巌『ビタミンC健康法』)。
また、1日にどのくらいのビタミンCが必要になるかは、人それぞれ違ってくるとされています。