当ブログではハチミツとミトコンドリアで真の健康を実現する方法について書いていますが、今回は、ハチミツ+クエン酸の疲労回復効果が絶大なわけについてです。
以前の記事でハチミツの疲労回復効果についてお伝えしましたが、ハチミツ以外に、疲労回復で有名なのは、レモンや梅干しなどに多く含まれているクエン酸だと思われます。
そのため、疲れを感じたら疲労回復のためにレモンや梅干しを食べているという方は多いのかもしれませんが、では、なぜクエン酸が疲労回復に対して効果があるとされているのでしょうか?
その理由は、クエン酸は、疲労物質である「乳酸」を解消してくれるからです。
疲労物質である乳酸は体質を酸性にし、血液をドロドロにしたり、筋肉などの組織に蓄積して、肩こりや腰痛などの原因になったりするといわれています。
ところが、「クエン酸が体内に入ると、乳酸が分解されるサイクルが活発になり、体内に蓄積されなくて済む」ようになるとされているのです(参考 長田正松・小島徹『クエン酸で医者いらず』 日東書院)。
また、クエン酸というと、「クエン酸回路(TCA回路)」という言葉が思い浮かぶ方もいらっしゃるかもしれませんが、クエン酸をこまめに摂ることによって、ミトコンドリアによるエネルギー代謝がスムーズになることは十分考えられます。
そしてそのことも、体に余計な疲労を溜めない理由へとつながっていると思われます。
はちみつとクエン酸の組み合わせで疲労回復。
疲労回復のために、こまめにクエン酸を摂取するのであれば、梅干しやレモンを食べたり、酢を飲んだりするよりも、食品用のクエン酸を水に溶かして飲むのが効果的だと思われます。クエン酸は安価であり、インターネットを利用すれば1kg、1000円以内で買うことが出来ます。
しかしクエン酸だけだと、酸っぱいので、そこに適量のハチミツを足してあげると、非常に飲みやすくなります。
また、ハチミツの主成分であるブドウ糖と果糖が加わるので、疲労回復だけではなく、エネルギーチャージも出来るというメリットも生まれます。
ハチミツクエン酸ウォーターの作り方
- 水500mlにクエン酸を1~2g入れ、さらにハチミツを大さじ1~2杯程度加える。そしてよくかき混ぜる。
このようにハチミツクエン酸ウォーターの作り方は非常に簡単なのですが、クエン酸と蜂蜜の量は決まっていませんので、お好みに合わせて、ご自身でうまく調整していただければと思います。
たとえば酸っぱいのが苦手だという方は、クエン酸の量を減らしたり、ハチミツの量を増やしたり、という感じです。
また、おうちでペットボトルを利用してこのはちみつクエン酸水を作り、旅行の時に携帯したり、長距離のジョギングやサイクリングの合間に、こまめに飲むようにするのもオススメです。
以上ここまで、ハチミツ+クエン酸の疲労回復効果が絶大なわけについて述べてきました。
もしハードな仕事や勉強、連日の猛暑などで、体に疲れが溜まっており、なかなか疲れが取れなくてしんどいと感じていたら、試しに手作りのハチミツクエン酸ウォーターをこまめに飲むようにしてみてはいかがでしょうか?
なお、クエン酸の疲労回復効果には根拠がないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身は、疲れている時に飲みものにクエン酸を加えて飲んだり、お風呂に入れたりすると、本当に疲れが取れるのを実感していますので、今回、クエン酸の疲労回復効果についての記事を書かせていただきました。