今回は玄米リブレフラワーの栄養効果は一人暮らしの学生さんや中高年の男性にもお勧めである、ということについてです。
前回の記事で、玄米リブレフラワーの効果・効能は食養生にオススメだと述べましたが、この玄米リブレフラワーとは、豊蔵康博氏が開発した、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことです。
そしてこの玄米リブレフラワーは栄養吸収率が高く、ビタミンB群やビタミンE、マグネシウム、鉄などのミネラルといった栄養素や、酸化を防ぐ抗酸化物質などが豊富です。
そのため、一人暮らしの学生さんや中高年の男性で、自炊をあまりしないために毎日の食生活の栄養素のバランスが気になる方は、この玄米リブレフラワーをうまく食事に採り入れてみてはいかがでしょうか?
また、玄米リブレフラワーは、25ミクロンに微粉末化されているため、胃腸に消化の負担をかけないという特徴もありますので、消化力が落ちてきたと感じることがある、40代や50代、60代の方にもお勧めすることができます。
こちらが玄米リブレフラワー。ホワイトとブラウンがあり、栄養価も違っています。栄養価的にはブラウンのほうが優れているような気がしますが、食べやすいのはホワイトのほうです。
お湯に玄米リブレフラワーを溶かし、天然塩を少し加えるだけでも美味しいです。食養生にも。
さらに、お湯に味噌と玄米リブレフラワーを溶かし、海苔を加えるだけでも、簡単に栄養豊富な美味しい味噌汁が出来上がります。
ちなみに、この玄米リブレフラワーの効果・効能について、酵素栄養学の第一人者として知られている鶴見隆史氏は『現代版 食物養生法』のなかで以下を挙げています。
- エネルギーの大幅なアップ
- ファイトケミカル(フェルラ酸他)が多く出現し抗酸化力を強く持つ
- フリーラジカルスカベンジャー効果を持つ
- その穀物の持つ薬効効果の増大
- 栄養素(ミネラル、ビタミン)の活性化(天日干しの効果)
- 毒素の腸内吸着素としての働き
- 食べ方の簡便さ
- 栄養の吸収率の増大
- ビタミンEとしての作用
- さまざまな応用の可能
- 免疫力の増大作用
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p229)
- 玄米リブレフラワーの効用
- きわめて酸化しにくい
- すべての栄養素に破壊がない
- デンプンがアルファ化(α化)している
- きわめて消化吸収がいい
- 強烈な毒素排泄効果
- 栄養素(特にミネラル、ビタミン)の活性化
- 完全に(一〇〇%)無農薬化している
- 食べ方が自由自在
- 他の素材と組み合わせるとその欠点が回避される
- 低カロリー食品である
- ダイオキシン・環境ホルモンの排出作用として一役
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』より抜粋)
リブレフラワーは、生きた栄養素の塊りです。ここに存在しない栄養素は、ビタミンA、C、Dくらいで、繊維素はもとより、その他のほとんどすべての栄養素が満ちあふれています。
玄米の粒でも当然、同様の栄養素は存在するのですが、どのように炊いても、いくら噛んでも消化吸収しにくいというのに反し、リブレは粉(二十五ミクロン)であるが故に、きわめて消化吸収しやすいという大きなメリットがあります。栄養補給という面では最高の食品ということがいえます。
(鶴見隆史『現代版 食物養生法』p262~263)