体調不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラム

アレルギー・花粉症

不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラムとは?

体調不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラム

今回は体調不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラムについてです。

前回の記事では、『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』(ジョシュ・アックス 著 藤田紘一郎 監訳 文響社)という一冊を取り上げましたが、この本で提示されている「イート・ダート・プログラム」は、<腸もれ>とも呼ばれ、体調不良やアレルギーの原因になる「リーキーガット症候群」の症状を緩和したり、腸内環境を根本的に改善したりするのに参考になると思われます。

 

「リーキーガットの兆候」として、著者のジョシュ・アックス氏は、『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』のなかで、

 

・疲労感とだるさを感じる場合もある。

・しばしば消化不良と胸やけ、お腹の張りを感じたりガスがたまったりするかもしれない。

・ある種の食物や、何年も(何十年も)何事もなく食べてきた食物に対し過敏になることもある。

・あいまいな記憶や集中力の欠如が特徴の、持続的な「ぼんやり感」を経験する場合もある。

・目の下のクマのような肌の変化や、湿疹、乾癬、にきびなどの肌の炎症に気づく場合もある。

(ジョシュ・アックス『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』 藤田紘一郎 監訳 p15)

 

といったことを挙げていますが、もし「リーキーガット症候群」が改善されれば、

 

・活力が高まる

・消化機能の回復。

・輝くような健康的な肌。

・鼻詰まりの解消やアレルギー症状の抑制。

・関節の痛みの解消。

・明瞭な思考や集中力。

・自分の体や自身に対する自信が出てくる。

・代謝の増加(および体重減少)。

・ホルモンバランスの安定。

・感情の起伏の減少。

(ジョシュ・アックス『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』 藤田紘一郎 監訳 p17)

 

といった変化に自分自身で気づけると述べています。

 

<土を食べる>イート・ダート・プログラムとは?

体調不調の原因「リーキーガット」を修復するイート・ダート・プログラム

では、その「リーキーガット症候群」を修復するための「イート・ダート・プログラム」とは具体的にどのようなものなのかといえば、

 

1 取り除く。

2 種をまき直す。

3 修復する。

4 解放する。

5 密着し直す。

 

というシンプルな五つのステップから構成されているものです。

 

以下、この記事では「イート・ダート・プログラム」について簡単に要約してみたいと思います。

 

「1 取り除く」

腸に悪影響を与える。「グルテンやレクチンのような「栄養阻害物」を含んでいる」小麦などの穀物や、市販の牛乳、糖、硬化油、GMO食品(遺伝子組み換え)、有毒化学物質などを取り除く。

 

「2 種をまき直す」

土由来のプロバイオティクス・サプリメントを利用したり、新鮮な農産物を買ったりする。裸足で戸外を散歩したり、庭いじりをしたりする。発酵食品、薬効キノコ、藍藻類(スピルリナなど)を食べる。

 

「3 修復する」

有機果実、野菜、肉、ナッツ、その他の有機農産物、骨スープ、生の乳製品、発酵食品、発酵飲料、ココナッツ製品、天然のサーモン、発芽シード、高繊維食品などの食物を摂ることで、腸を修復するようにする。

 

「4 解放する」

リーキーガットの最大の原因として、感情的・精神的・心理的「ストレス」が挙げられるため、マッサージ(またはリフレクソロジー)、暖かいカモミールティー、気分を高める本、エッセンシャル・オイル、マグネシウムのサプリメント、音楽、森林浴などによって、腸を癒す。

 

「5 密着し直す」

「リーキーガットを治癒し、その腸をできる限り閉じたままにしておくために」、「不要な投薬を避ける努力」をし、プロバイオティクス、消化酵素、Lグルタミン、リコリスの根、コラーゲンなど、腸を密着し直すための適切なサプリメントを摂る。

 

すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい

以上ここまで、リーキーガット症候群を修復するための「イート・ダート・プログラム」について簡単に要約してみましたが、この記事の内容はごく一部にすぎません。

そのため、この「イート・ダート・プログラム」に関して興味があり、腸の健康を取り戻していきたいと考えている方は、実際に『すべての不調をなくしたければ除菌はやめなさい』(文響社)を一読してみていただきたいと思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪

 

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(なお、健康についてはそれぞれ個人差があり、誰にとっても100%正しい情報というのは考えにくいため、当ブログの記事内容については参考程度に止めておいていただければ幸いです)。

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