瞑想・創造・読書が、自己肯定感・安全基地を育てる!【孤独なのにつながっている】

孤独論

瞑想・創造・読書が、自己肯定感・安全基地を育てる!【孤独なのにつながっている】

「自己肯定感」や「安全基地」は、すぐに得られるものではなく、瞑想・創造・読書といった習慣によって育てていくことが大切です。

前回の記事では、本当の孤独に出会うと新しいネットワークを発見するということについて述べましたが、今回は、孤独を解消していくために必要なのは、「自己肯定感」や「安全基地」であるということについてです。

 

近年、メンタルを良好に保つためには「自己肯定感」をもつことが大切だと言われるようになりましたが、それでは「自己肯定感」をもつとは一体どういうことでしょうか?

「自己肯定感」をもつとは、否定的な側面も含めて、自分自身のありのままを認めてあげ、自分自身を信頼できるということです。

たとえば医学博士の高田明和氏は「自己肯定感」をもつことは、「自惚れ」や学歴、容貌など「条件付きの自信」とは違うと、『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』のなかで述べています。

 

そして、

  • 「自己肯定感を持つのに、難しい条件や資格は不要です。完璧を目指す必要もありません」
  • 「生まれたばかりの子供は、そこに存在しているというだけで価値があります。それはあなたも同じなのです」

としています。

 

つまり学歴や年収などに関係なく、「今・ここ」に存在している自分自身をありのままに受け容れ、否定ではなく肯定するということが、「自己肯定感」をもつということなのです。

 

安心感がもたらされる「安全基地」とは何か?

安心感がもたらされる「安全基地」とは何か?

一方「安全基地」とは、イギリスの心理学者ジョン・ボウルビィの愛着理論を発展させた、アメリカの発達心理学者メアリー・エインスワースが提唱した概念です。

 

 愛着という現象は、対人関係のみならず、幅広い能力の発達にも関わってくる。そこには、愛着のもつ一つの特性が関わっている。

愛着の絆が形成されると、子どもは母親といることに安心感をもつだけでなく、母親がそばにいなくても次第に安心していられるようになる。安定した愛着が生まれることは、その子の安全が保証され、安心感が守られるということでもある。ボウルビィの愛着理論を発展させた、アメリカの発達心理学者メアリー・エインスワースは、愛着のこうした働きを、「安全基地」という言葉で表現した。

(『愛着障害』 岡田尊司 著 光文社新書 32頁)

 

そして「安全基地」とは、分かりやすくいえば、子どもにとって母親に見守られているという安心感のことです。

 

自分の中にきちんとした「安全基地」が作られていれば、成長した時、母親がそばにいなくても、「安心だ」「大丈夫だ」と頭だけではなく身体でも実感できるため、失敗することを過度に怖れず、いつも見守られているという安心感と共に行動することが出来ます。

反対に「安全基地」がないと、かつての私自身がそうでしたが、いつもどこか気持ちが不安定で、これまで経験したことがない、何か新しいことに取り組む時や想定外の事態に直面した時なども、びくびくと不安で怖気づいてしまいます。

 

しかしながら安全基地や自己肯定感をもつことが大事だとは言っても、すぐに安全基地を作ったり、自己肯定感をもったりすることは出来ないように思います。

安全基地をどこにも見つけられなかったり、自己肯定感を持てなかったりして悩んでいるのに、もし簡単に出来ると実用書や自己啓発セミナーがほのめかすのであれば、そのような安全基地や自己肯定感は、(お金儲けが目的の)一時的な「ニセモノ」であり、ずっと続くことはありません。

 

日々のマインドフルネス実践は、「孤独」の処方箋。

ところが本当に安全基地を作れたり、自己肯定感を持てたりするのであれば、自分自身が自分の居場所になるため、たとえひとりであっても「今・ここ」を生きているということが気持ちよいと感じられます。しかもそのことは、たとえ悲しいことがあってときに気分が落ち込むことはあっても、基本的にずっと続きます。

そして、その安全基地を作ったり、自己肯定感を持てるようになったりするためには、すぐに何らかの方法で得ようとするのではなく、じっくりと育てていくことが必要であり、そのために有効なのは、「マインドフルネス瞑想」の実践です。

 

たとえば精神科医の岡田尊司氏は『愛着障害の克服』のなかで、

 

マインドフルネスでは、良いとか悪いとかいった価値判断はせず、ありのままに受け入れてそれを感じることを目指す。良いとか悪いとかいった価値判断から自由になることを目指すのだ。

マインドフルネスも、愛着アプローチと同様、ただ頭でわかっても実践できるわけではない。修練を積むことで、「身につけて」いく必要がある。実践する中でしか、会得できないのである。しかしいったん身につくと、些細な日常も、味わい深い発見に満ちた新鮮な体験になる。

マインドフルネス体験は、母親の腕に抱かれた子どものように、ありのままに受け止められ、包まれるような体験だともいえる。それが、不安定な愛着を抱えた人にもなじみやすく、また体得すると、自分一人でもできるようになるので、安全基地に恵まれない人にとっても、安心の拠り所を与えてくれる体験となる。

 

と「安全基地」と「マインドフルネス」の関係について言及しています。

 

そしてマインドフルネス瞑想以外で、安全基地や自己肯定感によって真に孤独を解消していくためにオススメしたいのは「創造」と「読書」です。

 

この記事のポイントは、「自己肯定感」も「安全基地」も、すぐに得られるわけではないので、瞑想・読書・創造といった習慣によって、じっくりと地道に育ててていくことが大切であるということです。

瞑想・創造・読書が、自己肯定感・安全基地を育てる!【孤独なのにつながっている】

ちなみに私の場合は瞑想・読書・創造でしたが、「自己肯定感」や「安全基地」を育てていくために、どんな習慣が有効なのかは、料理やガーデニングやヨガなど、人それぞれであると思います。

 

なお、「読書」については以前の記事で書いたことがありますので、よろしければそちらをご参照ください。

 

創造については次の記事で述べています。

 

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪

 

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