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いつまでも健康を維持し、病気を予防していくためには、腸を元気にすることが何よりも大切です。
というわけでこの度、9冊目のKindle電子書籍、『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方 「腸内細菌のバランスを整える」とは目的ではなく「結果」だった』を書き上げました。
わたし自身、いのちや生命力の源ともいえる「腸」について、数年前から強い関心を寄せてきました。
また、これまでに腸や腸内細菌に関する書籍を何冊も読み、お花畑になぞらえた「腸内フローラ」という言葉が流行したこともあって、当ブログでも腸内環境や腸内フローラ改善の方法についての記事をたくさん書いてきました。
そして、腸は心身ともに健康になるための可能性を秘めているため、もし腸内環境がきちんと整っていれば、病気をすることのない健やかな生き方を実現できると確信するようになりました。
しかし本書のなかでも述べたことですが、腸内環境を改善したいという強い思いによって、腸内環境を良くする食材や、健康食品、サプリメントを闇雲に摂ったところで、すぐに腸内環境が整うわけではありませんでした。
腸内細菌のバランスを良くすることは、なかなか思い通りにはいかないのです💦
「腸活」というと、どうしても食物繊維や発酵食品を摂ることが強調されますが、食事の改善だけではなく、適度な運動や瞑想、さらにはストレス対策やマイナス感情を溜め込まない、などといったメンタル面からのアプローチも必要になってきます。
本書『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方』のサブタイトルに「「腸内細菌のバランスを整える」とは目的ではなく「結果」だった」とつけたのは、そのためです。
なお、本書の第1部は「腸と健康」、第2部は「腸内細菌のバランスを良くするための方法」、第3部は「腸と生命」となっています。
第1部では免疫力や腸内細菌の働き、腸内環境が悪化する原因など、腸が私たちの健康にどう関わっているかについて述べています。
また第2部では、食物繊維や発酵食品、酵素などを取り上げ、腸内環境を改善するにはどうすれば良いのか、その方法について述べています。
第3部では、腸や、海外では「マイクロバイオーム」「マイクロバイオータ」と呼ばれる微生物についての書籍を取り上げながら、腸の仕組み、脳と心、内臓感覚や皮膚、遺伝子など、生命との関わりについて書いています。
もし腸内環境や腸内フローラを改善するための方法を最初に知りたいというのであれば、第2部から読んでいただいても一向に構いません。
『腸内フローラ改善習慣で、腸を元気にする生き方』 目次
はじめに なぜ腸内環境を整えることが心身の健康維持のために大切なのか?
第1部 腸と健康
腸は脳とつながっている。
腸は人体最大の免疫器官
「腸管免疫」とは?
M細胞とパイエル板
腸内細菌と免疫の関係
アレルギーと免疫細胞の関係
腸内環境が悪化する要因とは?
肉の食べ過ぎは大腸がんのリスクを上げる。
腸内環境の悪化は便秘の原因。
便秘の改善には腸内環境を良い方向へ変えていくための生活習慣が大
「腸もれ」「リーキーガット症候群」とは?
リーキーガット症候群を予防するには?
腸内環境は今の「気分」や「感情」にも関係している。
腸内細菌の役割とは?
ビタミンの生成に関わる腸内細菌
腸内細菌は免疫系に関わる。
腸内細菌は短鎖脂肪酸の生成にも関わる。
腸内フローラの理想的なバランスは2対1対7
腸内細菌の種類
なぜ日本では「腸内フローラ」と呼ばれるのか?
第2部 腸内細菌のバランスを良くするための方法
腸内フローラを改善するための方法とは?
腸内環境を改善するのに大切な「食物繊維」
食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がある。
ダイエットの成功のカギを握るのも「腸内フローラ」。
ダイエット成功の鍵はヤセ菌を増やしてデブ菌を減らすこと。
食物繊維が多く含まれた食材でヤセ菌を増やす
大切なのはヤセ菌を増やすための生活習慣・食生活。
「酵素」がアンチエイジングやダイエットのために大切なわけとは?
酵素は健康的なダイエットにも効果的。
生食と加熱食の割合は6対4が良い
腸の健康のためにイチオシ「発酵食品」
そもそも発酵とはなにか?
手作り発酵食品で、毎日、発酵生活。
手作り塩麹で手軽に発酵生活。
【飲む点滴】甘酒の効果効能とは?
甘酒に様々な健康効果が期待できる理由とは?
発酵食で健康長寿&アンチエイジング
食物繊維が豊富な海藻類は、日本人の腸内環境のために注目な食材。
キノコ類の腸内環境を改善する効果とは?
アロエベラの腸内環境の改善にオススメのスーパーフード。
アロエベラの高分子多糖体には腸内細菌のバランスを整える効果がある
ハチミツの腸内環境の改善効果・整腸作用に注目。
食事+運動・瞑想習慣が、ストレスを減らし、腸を元気にする。
腸内細菌のバランスが整い、お通じが改善されると「運」が良くなる。
そもそも幸運とは何か?
「あたま」だけではなく「おなか」でも考えることが幸運を引き寄せる
逆転の発想をつくる「腸思考法」とは?
「土に触れる」生き方が、腸を元気にする。
「森林浴」で土に触れる生き方を実践。
土に直接触れるための「アーシング」とは?
森林浴の楽しみ方は人それぞれ。
腸活は腸内細菌の「バランス」を意識して、土壌を耕すように地道に続ける。
「腸内細菌のバランスを整える」とは手段や目的ではなく「結果」
腸の健康を維持するためには「環境」との関わりが大切。
第3部 腸と生命
腸の仕組みと働き
小腸の仕組みと働き
大腸の仕組みと働き
腸と進化
腸と心の関係
腸と脳の関係
腸と脳は神経系においてつながっている。
脳に支配されない腸
脳と内臓感覚
内臓感覚を鍛えるには?
腸と皮膚の関係
腸と皮膚、そして「生命」との関係。
腸と遺伝子
腸内細菌と遺伝子(ゲノム)
腸内細菌のゲノムと共生することにしたヒトゲノム
腸内フローラと微生物の関係
微生物と抗生物質
腸と脳、腸内細菌の関わりとは?
おわりに
本書の内容が、お庭の木々や植物を大事に育てるように、ゆっくりと焦ることなく「腸活」を続けていくための参考になれば、筆者としては大変うれしく思います。
腸は樹木に例えるならば根っ子であり、また土壌そのものなのです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます(^^♪
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