日頃のマインドフルネス実践によって、「運が悪い」を変えてみませんか?
以前の記事で、「運」の良し悪しは「客観的」(誰にとっても同じ)ではなく、「主観的」(自分自身のものの見方による)であるということ、また「運」の良し悪し自体、時間の経過と共にその意味合いが変わってくるということについて述べました。
そもそも「運が悪い」とはどういうことでしょうか?
一般的にいう「運が悪い」とは、自分でコントロールすることが出来ない、予測していなかった出来事によって、大切なもの(自分の体の一部、家族や友人、恋人、モノ、お金、時間など)を失ってしまうことを意味することが多いように思います。
たとえば、
- 大事にしていた帽子が突然の強風によって飛ばされてしまった
- 安全運転をしていたのに交差点で事故に巻き込まれて大怪我を負った
- 友人から持ちかけられた投資で騙され大金を失ってしまった
などが挙げられます。
ほかにも、自分がたまたま乗ったバスや飛行機が事故に遭ったり、乗り込んだタクシーの運転手が無愛想で、しかも渋滞に巻き込まれたためにいつもより料金が高かった、という場合は「運が悪い」と言えるかもしれません。
しかしながら、いつも仕事帰りに立ち寄るお店が臨時休業だったというような、日常生活で「運が悪い」と感じてしまう出来事の多くは、果たして本当に「運」のせいなのでしょうか?
というのは、「運」とは、振ったサイコロの目の数は何かというような、「偶然性」や「ランダムネス」が関わってくる、自分にはコントロール出来ないものですが、日常生活において「運が悪い」と感じさせる出来事の多くは、
- タイミング・めぐり合わせが良くない
- 認識不足・注意不足・情報不足・経験不足
- 思い込みによる予測・期待が外れる
などが原因で起こっているため、自分自身の行動のひとつひとつに注意を払うようにすることで、「運が悪い」と感じさせる出来事に遭遇するのを防ぐことが出来るのです。
- タイミング・めぐり合わせが良くない → 待つ・時間をずらす・距離を置く
- 認識不足・注意不足・情報不足 → 事前に知っておく・確認する・調べておく
- 思い込みによる予測・期待が外れる → 思い通りにいかないことを理解しておく・予測せずにありのままを観察する
そしてその自分自身が原因となっている「運が悪い」を変えるためには、普段からマインドフルネスやマインドフルネス瞑想法を実践しておくことが有効であると考えられるのです。
お忙しい中ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます(^^♪
いつもの「運が悪い」を変えるにはマインドフルネスの習慣化が大切です。
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