今回は、水溶性ケイ素と胸腺の関係性についてです。
前々回の記事では、水溶性ケイ素の効果効能について述べましたが、ケイ素(珪素)は「松果体」だけではなく、「胸腺」の働きにも関わっています。 「胸腺」とは、胸のほぼ中央、心臓の前にある小さな器官のことで、そこには免疫細胞の「リンパ球」がぎっしりと詰まっています。
その「リンパ球」のうちの司令官的な役割を担う「T細胞」が実戦に向かう前に、一人前になれるよう訓練を施されるのが「胸腺」なのです。
そのため、「T細胞」が活躍できるようになるためには、常に胸腺の健康が保たれていなければならないのですが、胸腺は老化が早く、加齢と共に萎縮していってしまうのです。
しかし胸腺細胞を構成しているのも実はケイ素であるため、体内に吸収される水溶性ケイ素を摂れば、ケイ素という栄養源が胸腺に補給され、胸腺の衰えを食い止めることが出来ると考えられているのです。
また、その胸腺の萎縮をもたらすのは毛細血管の老化が原因だとされていますが、ケイ素が入ってくると、体内でiPS細胞が復活して新生血管が作られるため、そのことによって胸腺に栄養源であるケイ素が届き、胸腺細胞を活性化させると言われています(参考 伊藤寛喜・菅野光男・寺沢充夫『難病を克服する珪素の力』)。
したがって、水溶性ケイ素によって胸腺が元気になれば、免疫力がアップすることは十分考えられるのです。
以上今回は、水溶性ケイ素と胸腺の関係性について述べてみました。